遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

政権交代の準備は進んでいますか?

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上の地図の塗り分けは、以下の「はる/みらい選挙プロジェクト @miraisyakai」さんのツイッターから借用。

はる/みらい選挙プロジェクト @miraisyakai 
これが去年の衆院選比例代表の与党の得票率の全国分布です。はじめて表に出します。

このアカウントは、いつも多くのデータをまとめた、ビジュアルで分かりやすい「政党支持率」の遷移をグラフ化してくださっているありがたき存在です。

さてこの衆議院選挙比例区投票率分布図を見ると、衆議員の与党の議席数は圧倒的多数ながら、その得票が圧倒的とは言えないのが手に取るように分かります。

私の住む大阪府は維新の会の得票率が多いので、ちょっと変則な「与党色の強い青色」に塗られていますが、全国に目をやると与党の得票率は大したことはありません。

衆院党派別得票数・率(比例代表) 時事ドットコム

自民党33.2%、公明党12.5%(合計45.7%
立憲民主党19.8%、希望17.3%、共産7.8%、社民1.6%(合計46.5%
維新6.0%、その他合計1.2%

山口県の赤い地域が安倍晋三のおひざ元で、この赤い地域で安倍が当選しただけのことで、長きにわたり全国で圧政がはびこる悲劇となっているところです。

来年の参議院選統一地方選を控えて、安倍晋三は政権のトップから降ろされると思いますが、与党はいつまでも与党として君臨できるかどうかも甚だおぼつかない状況が垣間見える、そんな全国得票率分布であります。

野党は、政権交代を目指して、遠い将来を見据えた万人が納得できる分かりやすい政策を国民に提示して、票の取れる選挙を目指してください。もう準備はできていますか?いまからでも遅くはありませんがんばってください。