遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ドイツのクリスマスマーケット

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イギリスに住む娘夫婦が、ドイツのクリスマスマーケットに行き、その写真を送ってくれました。

ミュンヘンニュルンベルクのクリスマスマーケットのようすが上の画像です。

ミュンヘンニュルンベルクは鉄道で移動したようで、170㎞の距離を片道1時間45分くらいの列車旅だったようです。そういう旅、うらやましいですね。

ニュルンベルクは世界一有名なクリスマスマーケットで、世界中から観光客が集まるそうですが、どこかの仏教国のごく一部でどんちゃん騒ぎをするハロウィンなどと違って、いたって静謐な雰囲気が感じ取れます。

ツリーや部屋を飾るオーナメントなどを販売する屋台が所狭しと並び、ソーセージやフライドポテトなどを売る屋台も充実していて、時間はゆっくりと流れていることが伝わってきます。

そんな屋台で買ったポテトを食べていた娘たちは「日本から来たの?」とドイツのご婦人に声をかけられて、「日本政府はダメねえ」など言われたそうで、おっしゃることはごもっともだけど、ドイツで今ポテトを食べている私に言われてもねぇといった心境だったそうです。

1歳になったばかりの孫は、ドイツのクリスマスのことなど何も覚えていないでしょうが、彼女が成長した後も当たり前のようにマーケットが開かれているような平和な世界でありますようにと、遠くから祈るばかりであります。