遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

待機児童は郊外で受け入れる

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私が生まれ育った田舎(実家あり)は、少子高齢化が進み保育園や小学校が消滅したり統廃合されるという噂。

一方、今暮らしている自宅周辺や近隣は、いまだに大きなマンションが建設されていて、保育園のキャパは一杯になり待機児童問題が顕在化している。

実家から自宅へマイカーで帰る車中、郊外から市中へ送迎バスを運行して、郊外(田舎)は待機児童を受け入れればいいのにとよく考えていた。

そのアイデアが大都市圏で実現しそうだ。私には「送迎保育園」というグッドアイデアは思い浮かばなかったが、思い描いていたのとほぼ同じ構想だ。

郊外園へ送迎、幼稚園活用…待機児童解消に自治体も知恵

郊外は、郊外という呼び名から寒村となりそうな勢いで少子高齢化が進んでいるので、既存の保育園を利用するのはもちろん、新たに保育園を造ってでも「送迎保育園」と「パーク・アンド・ライド方式」を採用すべきだと思う。

児童と一緒にお金も郊外に流れていくので、受け入れ側もいろいろ活性化する。

大阪だと、送迎バスが30分も走ればもう田舎というケースもあり、人口は極端に大都市に集中している。大都市圏はみな似たようなものだろう。

往復1~2時間の送迎バスによる事故のリスクはあるものの、高速深夜バスよりは格段に安全な運行だ。自治体を横断して待機児童問題を解決すべき。大阪で言えば、都構想やカジノや万博よりはるかに喫緊で深刻な課題である。