2012年を100とすると2016年には以下の項目は次の数値になりました。アベノミクスの下劣さは国民イジメもいいところで、史上最低の数値を示しています。それでもまだ安倍を支えますか?
【グラフの数値】 コメントは私が勝手につけました
■富裕層上位40人の金融資産 206
■大企業の役員報酬額(1億円以上) 182
■大企業の経常利益 163
企業としていちばん頭の痛い人件費を、正社員でなく契約や派遣社員で賄えるのだから、利益はぐんとアップします。
■役員報酬1億円以上の人数 155
■大企業の配当金 146
いい傾向だけど庶民には関係ない。経営者自身や富裕層だけが恩恵をこうむる。
■富裕層(資産1億円以上)の金融資産 145
日銀と年金による「官製相場」による株価上昇の恩恵がここにも。
■貯蓄ゼロ世帯数 127
収入の低下による貯蓄性向が下がったというより、預金の切り崩しによる生活レベルの維持だといえます。生活レベル低下の大きな指標。
経営者は自分の豊かな生活を維持するために、使用者をこき使い、あるいは使い捨てにする傾向がより鮮明になっている。
■大企業の内部留保 120
全企業の内部留保額は400兆円を超えたにもかかわらず、国の借金は1000兆円を超えてさらに膨らんでいく悲劇。
■軍事費 111
軍隊のためにではなく軍事予算にたかる内外の企業のために予算を付ける、献金を受ける、お友だちが潤うという分かりやすい予算配分。
■非正規労働者数 111
■非正規雇用の比率 107
■ワーキングプアの労働者数 104
■文教予算 98
もともと多くないのに、さらに輪をかけて教育に予算を配分する気はない政権。文科省も要らないと思っている節がある。国公立大学の授業はうなぎのぼり。政権批判をするまっとうな知識人を減らしたいとしか考えられない文教予算の貧弱さ。
■実質賃金 96
■家計消費支出(実質) 92
■労働分配率 88
トリクルダウンが聞いてあきれる数値。
■国民一人当たりの名目GDP 80
生産性を上げる努力を全くしていない政府と企業。あれだけ働いて収奪されているにもかかわらずこのGDPがそれを証明しています。
【参考数値出所】