遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

棄権せずに野党に投票しましょう

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2014年の総選挙、自民党比例区の投票総数は1765万票でした。

一方、投票に行かずに棄権した人は4922万人でした。

与党自公の得票数は、1765万票と731万票(公明)で、合計すると2497万票・得票率47%でした。

一方、野党の得票総数は、2834万票・得票率53%でした。

自民党一党の得票率は33%でした。ちなみに、棄権した有権者も含めた全有権者に占める割合は17%でした。

日本という先進国は、得票率にして33%の自民党やそれを支持する官僚が好き勝手にふるまって、野党に投票した人たちの思い「民意」を全く無視した政治を執行しています。

ほとんどの有権者のいわゆる肌感覚として、安倍政権下の日本はちっとも豊かではないあくせくしたイヤ~な感じの5年間でありました。もはや先進国ではなくて、日本は失墜し続けています。

私は60年以上生きてきて、この5年間の安倍政治ほどひどいものはありませんでした。この思いは肌感覚ではなく、安倍政治をできる限り監視していた結果の強い思いです。

選挙権を得て、すべての選挙で一度も自民党に投票したことはありませんが、たとえば、もしいま前川喜平自民党総裁だったとしたら、自民党に一票入れてもいいでしょう。それほど安倍晋三の率いる自民党とその政治とその手先となっている一部の官僚は酷いものだと言わざるを得ません。

ズルをしないでフェアに生きるということをまったくもって実践できない一人の男なら放置しておけばいいでしょうが、それが総理大臣なのですからたまったものではありません。

今回の無駄な解散は、大義名分のない、安倍が「もりかけ問題から逃げ出したいだけ」の解散でしたから、多くの国民の思いは怒髪天を衝く勢いであります。

この選挙はぜひ投票に行き、比例区は、立憲民主党共産党社民党のいずれかに投票しましょう。そしてぜひ、失墜から脱出しましょう。