遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

統一教会で合同結婚式を挙げた元信者が語る内部事情

上の画像は、統一教会合同結婚式のもよう。

協会信者は、教祖が決めた人物と結婚しなければならない決まりごとがあり、以下の動画は、韓国の男性と結婚し韓国で生活し、2013年に教会を脱会した女性のお話です。

この女性は、生まれてすぐ親のネグレクトにあって人とコミュニケーションが取れない「場面緘黙症」になり、19歳の時に渋谷でアンケートに答えたことがきっかけで統一教会に入信しました。

もう30年くらい前だったでしょうか、わが家にも何回か来たことがある北海道の珍味を訪問販売する若者たちがいたのですが、入信したての彼女もその一員だったようです。(彼らが統一教会もしくは勝共連合だということは、私はすでに知っていましたが、あまりにも若者が可哀そうな感じがして、安価だったので買ってあげたような記憶があります。その後、再訪を受けて壺を売りつけられたことはありません。)

その後、彼女は教祖の決めた男性(韓国人)と合同結婚式を挙げ、韓国に渡って家庭を持ち、最終的に離婚をして帰国してうつ病を治療し脱会もして現在に至る半生を、この動画では割とあっけらかんと話しています。


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彼女だけでなく、ネット上でのさまざまな情報を総合してみると、日本の統一教会と韓国などの海外のそれとの違いは、とにかく金銭的なことが大きくて、教会の集金マシーンは日本だけでフル回転していることがうかがわれます。

山上容疑者の母親は資産家だったようで億単位の献金をしていたようですが、統一教会は、あなたの先祖は汚れているとかなんとか言って、高額の壺や聖書を日本の富裕層に売りつけることが、日本での活動目的だったように見受けられます。

今後、教会のカネの動きは明らかになってくると思われますが(自民党が握りつぶすかもしれませんが)、この元信者の方の動画は事件が起きる前の録画でしたので、いまならもっと生々しい話が聞けるかもしれません。