遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

イシグロ・志位・前川・安倍/僕らは同学年

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上記画像のお方は、今年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ村上春樹は受賞を逃したが、イシグロの受賞は実に喜ばしい。おめでとう。

ということで、次の4人は偶然に同学年だった。

カズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro OBE, 石黒 一雄、1954年11月8日生まれ) 
長崎生まれの英国育ちで、1983年に英国籍を取得した。
彼の著作は読んだことないが「日の名残り」や「わたしを離さないで」はすぐに頭に浮かぶ。
彼のインタビューを見ていると、穏やかで思慮深そうな表情に品格を感じる。彼の人となりについては、すぐに世界中に情報があふれかえるだろう。遅ればせながら何か著作を読んでみようと思う。


志位 和夫(しい かずお、1954年7月29日生まれ )
日本共産党の委員長。東大出身だが、意外なことに理系だった。
この衆議院選挙では、共産党の候補者を出馬させない選挙区を50区程度設定し、結果としては野党共闘となるよう画策した。共産党にしてなんという柔軟性かと感心するが、自分たちが犠牲になっても日本を安倍晋三政権という国難から救出しようとするこころの表れである。
まことに立派な政治姿勢だが、ことほどさようにこの国は腐っていて大変なことなのだ。


前川 喜平(まえかわ きへい、1955年1月13日生まれ )
文部省前事務次官
この人は政治家としてこの国を立て直そうという気はないのかと、残念でならない。「心技体」三拍子そろった理想の政治家になれそうな気がする。彼のような優れた人間が、日本の政界にいないのが日本の悲劇だと言ってもいいだろう。彼のみならず、各界にそういう人は少なからず存在するのに残念なことだ。
政権が変われば、彼を民間人として文化相に据えても国民の多くは異議のないところだろう。私は、どこの党でもいいから国会議員になって、内閣総理大臣になってくれてもいいと思っている。


安倍 晋三(あべ しんぞう、1954年9月21日生まれ )
こんな人間が、立派な国の総理大臣をよくも務められるなと不思議でならない。良からぬシンジケートが彼を利用しているとしか考えられない。「忖度」ではなく「利用」だと思う。それほど彼は無能だし、考える能力がない。
私は彼より1才年長で、とても劣悪な人間だけど、それでも彼よりは少し深く考えることができるし、弱者に寄り添える性格だとも思う。上の3人とは雲泥の差だ。
安倍は早く引退して、世界中の文学でも読んで出直した方がいいだろう。政治家として出直すのではなくて、人間として出直す、という意味だけど。