遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「桜を見る会」追及本部がグッジョブ、そして枝野が動いた!

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 野党(立憲、国民、共産、社民)の桜を見る会」追及本部官僚ヒヤリングがなかなか興味深い。

 ヒヤリングは本日で13回を数えるが、YouTubeでLIVEで中継されたり一部始終が録画でアップされているが、各党「足並みをそろえて」ヒヤリングをしている。

 ヒヤリングの際、最前列に座っているのが中心メンバーなのだろう、原口、黒岩、田村、宮本、柚木、石垣、福島、小西、今井、山井という面々。彼らがエイヤっと、そのままそっくり閣僚になったとしても、別に何の違和感もないなあと思いながらヒヤリングを見ていた。

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 つぎの開催は、火曜日のようだが、「宿題」ができないわけじゃないのにヒヤリングでいつもいつも宿題を提出しない官僚諸君がなんともなんとも…。

 彼らにも家族がいて、老後の暮らしもあるのだけど、政権が変わると別の意味で困ったことになるので、大変なことであろう。しかし、官僚とはそんなものなのだから、いろいろ覚悟のうえで仕事をしなくちゃならないだろう。

 ただ、外務省からは国連総会の参加者名簿が出てきた。

 

 外務省はきちんとその資料を出してきた。
 安倍晋太郎の秘書だった安倍晋三は、1984年に晋太郎(外務大臣)洋子、ジャパンライフの山口社長など一緒にニューヨーク行っていたのだ。安倍は国会で山口との関係性を否定していたが、動かぬ証拠が出てきた。

 また、あろうことか消費者庁警察庁からジャパンライフに天下っている人間がいたこともヒヤリングで判明した。

 政治的背景(ジャパンライフの政治献金を当時の閣僚が受け取っていた)があり、ジャパンライフ行政処分をまぬかれた疑いも浮上してきていて、ジャパンライフ問題は国会が閉幕しても追及をやめないでもらいたい。

 そんななか、立憲民主党の枝野代表が、「桜を見る会」追求本部の連携プレーがグッジョブなのを見てか、「安倍政権に代わって政権を担いうる政党を築き上げ、次期総選挙での政権交代を現実のものとするため、会派を共にする、国民民主党社会民主党社会保障を立て直す国民会議、無所属フォーラムの皆さんに立憲民主党とともに闘っていただけるようお呼びかけいたします。」
「年明け早々にも解散総選挙の可能性があります。解散がない場合でも、通常国会ではさらに強力な体制で国会論戦に挑み、安倍政権を倒す闘いを進めていかなければなりません。」と、きょう同会派で総選挙を戦いたいとの呼びかけを行ったようだ。

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 いいんじゃないだろうか。先の参議院選挙でも一人区で野党統一候補は善戦したので、総選挙でも「その手」でありだろう。
 憲政史上、まだ共産党の大臣は一人もいないはずだから、もし共同会派が政権を取れば、共産党初の田村大臣や宮本大臣が誕生するのだろうかと思いながら、きょうのヒヤリングを見ていた次第である。

 打倒安倍政権で、何とか野党の諸君は一致団結して国民のために頑張ってくれたまえ。成功を祈る。