遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

国宝展がはじまりました/京都国立博物館

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地上では衆議院選挙を前に、醜い政治家たちが暗闘を繰り広げていますが、空にはぽっかり中秋の名月が浮かび(大阪では何とか見ることができました)美しい秋が始まりました。

地上がすべて醜いのかと言うとそうでもなく、京博(京都国立博物館)では、今週から国宝展が開催されていまして、これまた美しい秋が始まっています。

京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会 国宝

雪舟空海最澄俵屋宗達尾形光琳長谷川等伯与謝蕪村藤原行成小野道風などの書画や、金印、大井戸茶碗、志野茶碗、窯変・油滴・天目茶碗、縄文土器土偶などの国宝としてはオールスターキャストと言ってもいい美術品が京博にやってきます。

ランチ友だちは、宗達の「風神雷神図屏風」が見たいけど、混雑するしなあと思案顔でした。

各美術品は四期に分かれた短期間の展示になりますので、思案していたら会期が終了してしまうし、いくつかの目当ての美術展に会うには何回か足を運ぶ必要もあります。

ということで、私は展示期間を確認のうえ前売り入場券を3枚購入しました。忙しくて行けないお方は、「国宝展」特集号のブルータスを書店でご覧ください。