遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

最短で10月に総選挙が実施されそうです/ガンバレ!野党

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立憲民主党の枝野代表の記者会見をYouTubeで見たが、安倍や菅と違って話が分かりやすい。

同党の福山や、共産党の志位委員長や小池書記局長も同じく話が分かりやすい。

枝野、どんな質問にもきちんと答えるが、知らないことは知らない、言えないことは言えない、「含み」がないところが分かりやすくてさわやかだ。

昔、「アーウー」と言葉がなかなか出て来ない宰相がいた、大平正芳だが、あの人の答弁は誠実だったと今になって思う。福田康夫を最後に、自民党総裁・総理は何を言いたいのかよく分からなくなっている。次の総理総裁も同じ系譜で、原稿やメモやあんちょこがなければ喋れないタイプ。「それは当たらない」の一点張りだ。

新しく合流する新党がどういう体制になるのか分からないが、いつか枝野総理が誕生することがあるのだろうかと思う。

最短で、総選挙(衆議院選挙)は2020年10月25日と想定しているとして立憲民主党は準備しているようだが、合流後の衆議院議員は150人オーバーと言われている。政権交代も夢ではない数字だ。共産党との選挙協力で、ぜひともいい結果につなげてほしい。

共産党との連立政権でも私は構わない。憲政史上初めて、内閣に共産党の大臣が誕生しても面白いんじゃないか、引き締まった仕事人内閣が誕生するだろう。加えて民間から、例えば前川喜平のようなすぐ仕事ができる人物を内閣に迎えることもいいではないか。

枝野代表は多忙を極めているのだろうが、次の選挙まで、ぜひメディアへの露出度を高めて政権交代の重要さを訴えてほしい。

土曜日のテレ朝BSの番組で枝野は、ひとり毎月1万円のベーシックインカムを最低1年実施して経済を立て直すことを考えていると述べていたが、具体的で実現可能な公約をどんどん発信していってほしい。

同時に地方議員の人数の充実もはかってほしい。日々の暮らしをしていて困ったときに駆け込む先は弁護士か共産党の議員だけという現状を早く解消してほしい。

民主党政権時代の「事業仕分け」のようなことが、政権交代でインターネットで中継されれば、政治は国会での悠長な審議じゃなくてスリリングなものだと興味を持たれるかもしれない。(現野党による課題別の合同ヒヤリングがそれに近い)。

ということで、新総理や新内閣にほとんど興味がないが、国会での対抗軸については興味があるし充実を願っている。立憲民社と共産党社民党とその他心ある政治家の結集を願う。