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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

加計問題“真犯人”は誰か~恐るべき18歳の推理

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昨日は、野球や囲碁や将棋の10代のスーパースターのことを書きましたが、今日もまた18歳の高校生のご紹介。

元検察官の郷原信郎が「恐るべき18歳の推理」として自らのブログに取り上げた、「加計問題」の真相。その恐るべき18歳というのが、北口君という灘高校の3年生です。

その北口君が、「報道されている情報を基に、国家戦略特区ワーキンググループ(以下、特区WG)の視点から構成した「フィクション」(少なくとも、現時点では)を掲載します。」としてFACEBOOKに独自の推論を展開しています。

それを読んだ郷原さんが本人の了解を得て、《加計問題、「総理のご意向」を仕組んだ“真犯人”は誰か ~恐るべき18歳の推理》という文章をしたためています。

「真犯人は特区WG」という推理に郷原さんはそうか気づかなかったとして、北口君の推理に脱帽しています。

国家戦力特区の構想を安倍の耳元でささやいたのは竹中平蔵で、自ら特区の民間議員にもなっていますし、八田や矢代や原といった怪しい連中もWGで跋扈しています。

私は、加計問題を見ていると、安倍晋三とその周辺(官邸)が首謀者で事が進んでいった印象があるのですが、実はそうではなくて、安倍は単に加計幸太郎にうまく利用されというのが落ち着きどころかなと思っていました。

ところが北口君の推理では、安倍も加計も「特区WG」に利用されていたにすぎないという推論なのです。安倍が倒れても「特区諮問会議とWG」が続く限り、岩盤姿勢を緩和して事業収益という甘い汁を吸い続けることが可能なのは、「特区」周辺の企業や人物なのです。いやはや見事なものです。

しかし、安倍がたとえ騙されていた能無しだとしても、嘘で固めた国会答弁や日本会議のための莫迦行政などは、許されるものでないことは言うまでもありません。

 
加計問題、「総理のご意向」を仕組んだ“真犯人”は誰か ~恐るべき18歳の推理(郷原信郎2017年07月31日) http://blogos.com/article/237659/