遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

自民党歴史的な大敗/都議選

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都議選の結果が確定したようです。

当選者数は以下の通りで、カッコ内は改選前数字です。

自民23(57)
公明23(22)
共産19(17)
民進5(7)
都民ファ49(6)
ネット1(1)
維新1(1)
社民0(0
無所属6(13)

自民党は、安倍の頭からっぽ失政の影響と、長らく東京のドン的存在だった内田のダーティイメージが看板にこびりついていて、予想以上の大敗。こんなに気持ちのいい選挙結果は久々で、月曜日から少し元気になれる気がします。東京都の選挙民に少し感謝。

一方、都民ファーストは爪を隠したタカのイメージで、自民党より少しましで似たり寄ったりかなといったところです。豊洲の土壌よりは清潔な政治をお願いしたいものです。投票された方々は、これからも知事と都民ファーストの活動や主張をしっかりチェックしてくださいね。

共産党は、敵失とはいえクリーンな姿勢を貫いて、固定票に浮動票を上乗せして見事な選挙結果でした。国政でも民進・自由・社民と歩調を合わせて、国民政党として頑張ってほしいものです。血を流さない選挙での革命路線を貫いてくだされ。

民進党は、どちらかと言えば低調な結果だったと思います。東京が選挙区の蓮舫代表人気でなんとか耐えたといったところでしょう。国政では幹部の一新をはかり、国民不在の政治を何とかしてほしいところです。期待度は一番だと思いますよ、いまのところは。

ということで、安倍退陣の試金石だった都議選は安倍政権にNOを突き付けた結果に終わりました。安倍の応援に行ったところは全員落選したそうです。今後は、閉会中の国会の動きに注目です。安倍はそろそろ入院かもしれませんがね。