遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

共謀罪とバカ殿はお払い箱にして

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金田勝年法務大臣秋田県出身で、一橋大学から大蔵省(現財務省)に入省し、主計局からキャリアが始まった官僚中の官僚。筋金入りのエリートである。

法務委員会や予算委員会の金田大臣の答弁を見ていると、君のキャリアはどこへ行った?と言いたくなるほどの凋落ぶりで目を覆いたくなる。(彼の昔を知っているわけではないけれど。)

何が彼をあんなに無能にしてしまったのだろうと、直接インタビューしたくなる。

ひとつの可能性を考えてみると、官邸から「共謀罪を制定せよ」との命令を受け、どう考えてもまだ不十分で理解できない自ら増殖してしまう歪(いびつ)な法律」を、しかもやすやすと無辜の民を傷つけたり拘束してしまう法律」を無理やり制定することへの後ろめたさから、大臣は思考停止になってしまった、とも考えられる。

「俺は、あの法律はだめだと解っていたよ。しかし、莫迦な内閣のトップやその莫迦の金魚の糞みたいな官僚が俺を利用してあの法案を通してしまった」と後年金田法相は当時を振り返った、てなことになるかもしれない。

米国のメディアや野党や与党や司法やFBIなどは、是々非々で徹底的にトランプとやりあう。また、SNSやIIT業界(TwitterGoogleAppleIBMUberなど)も、反大統領分子の情報提供に協力せよと迫るトランプ政権のいうことを聞かない。

一方、今日の共謀罪を採決に賛成した法務委員会の委員たちは、日本が鎖国をしていた頃から思考が止まった人間ばかりだ。まだ髷(まげ)を結っていて「明治の開国さえなければ」と考えているような輩かもしれない。

私は金田法相のようなエリートではなく、お山のお猿のように野放図な人間だが、そんな私から見てもいまの与党(自民・公明・維新の会・その他)はあまりにも見すぼらしい。そろそろ「バカ殿」を見切る時だと思うがいかがだろう。

あんなクズみたいな男はさっさとお払い箱にして、日本と日本に暮らす人たち(外国人も含むってこと)のために、自分の知性と勘と経験で「美しい日本」を考えましょう。