星野源のNHK生放送番組「おげんさんといっしょ」。楽しく見てしまいました。MCの星野やゲストの細野晴臣や高畑充希などの出演者、生放送のぎこちなさが1時間解けることなくて、それでもなぜかほんわかムードでとても新鮮でした。スタジオのセットも力が入っていて、不定期でまた放送してくれるのでしょう。
ここから本題。
井上涼の歌は、作詞作曲も本人によるもので、5分間で彼のアニメーションと歌が2回繰り返されます。なんでも、この番組を楽しみにしている子どもたちは、この歌をすぐ覚えてしまうそうです。
アートのテーマごとに曲も歌詞も書き下ろされるのですが、確かに、脳裏に残ってしまう不思議な歌です。意外と歌詞の内容は大人向けで、なかなかシュールな味付けでもあります。
たとえば、最新の「厳島ライフセーバー」というアニメは、主人公が厳島神社のあの大きな鳥居。あのたくましい脚を持つ大鳥居を「ライフセーバー」にたとえて賛美する歌に仕立て上げています。このアニメを見て、ライフセーバーやハムストリングスという単語をメロディ付きで子どもたちは覚えてしまうことでしょう。
世界中の著名な美術作品が、井上涼によって実にユニークで愉快なアニメによって紹介される、世界一短くて楽しくてためになる美術教室がここにあります。
放送は、Eテレ火曜夜7時50分~55分(再放送 水曜夜10時45分~)