遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

証人喚問で政権は空中分解か

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自民党の竹下国会対策委員長は「安倍首相を侮辱したから証人喚問だ」として、森友学園の籠池理事長を国会へ招致することに同意したという。

そんなことするはずがないのに、安倍昭恵を通じて安倍晋三からの100万円を受け取ったと籠池が言ったことが「侮辱」に値するというのだ。

籠池は教育者の風上にも置けないクズだが、安倍に100万円もらったというのは、あながちウソでもないように思える。

数日前に、「安倍昭恵は私人である」という馬鹿げた閣議決定が行われたが、「籠池森友学園には、私人である安倍昭恵が100万円寄付したに過ぎない」ことにして逃げるつもりの閣議決定だったわけだな、きっと。籠池以上にクズな安倍内閣である。

ともあれ、来週23日に衆院参院で籠池理事長が証人喚問されるようだ。

証人喚問での証言は「偽証罪」が適用されるほど重要な意味を持つので、籠池理事長の証言が「侮辱」だとか「虚偽」だと反論するには、それ相当の覚悟と証拠もいるわけで、いずれにせよ森友学園疑獄は全容解明に大きく前進する。

籠池理事長は、しかるべき証拠に裏付けられた証言をしてもらいたい。

16日の参院予算員の現地視察の際には、実に怪しげな連中の怒号が聞こえていたが、危険な空気さえはらんでいるようにも思える。

23日の証人喚問まで、籠池理事長に生命の危険が及ばないように祈るばかりである。