遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

籠池証言が悪政に風穴/国会喚問

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国会証人喚問「籠池劇場」。NHKさん(あえて〝さん〟付け)の放送のおかげで堪能できた。

近年まれに見る感動シーンが随所に見られて、爽快だった。

まあとにかく、籠池の口から正直ベースの証言が次々といろいろ出てきた。
これらをどうまとめるのかわからないが、早々に「岸田暫定内閣」でも組織して、森友疑獄と、次に控える加計学園疑獄の真相を追求してもらいたい。

民進党の枝野は最近顔を見ないなあと思っていたら、23日の喚問スキルは素晴らしくて、実にスリリングでインパクトのある質疑だった。安倍を追い込むことに集中できた素晴らしい証人喚問だった。財務省ルートも頑張ってくれたまえ。

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幹部が頼りなくてダメ民進だが、喚問に立った枝野や福山のポテンシャルはさすがで、彼らを中心に選挙戦を頑張ってくれたまえ。

また、今回の事件では共産党の爆弾がさく裂したころから風向きが変わってきたので、宮本と小池の二人にも〝はなまる〟を差し上げたい。

次の選挙の「弾」は、今回の問題でいろいろ出てきたから、野党はそれをうまく使って選挙協力して自民党一党独裁を打破してもらいたい。

そして間髪を入れずに、財務省ルートのキーマン迫田国税庁長官(元理財局長)と武内国際局長(元近畿財務局長)の喚問が今日予定されている。ふたりが本当のことをしゃべることはないだろうが、できる限り真実に迫ってもらいたい。小さな穴が開けば先が見えてくる。

私たち弱者にとっては、大らかな温かい風が吹き始めた気がする。悪政に風穴があいたような気がする。