またまた「文春砲」が首相官邸内で炸裂か。
元NHK放送記者で大阪日日新聞の相澤冬樹が、森友問題で自殺した財務省近畿財務局職員の妻から入手した遺書や自筆メモを本日発売の週刊文春誌上で公開した。
文春の見出しをピックアップすると、
森友自殺財務省職員遺書全文公開
「すべて佐川局長の指示です」
妻は佐川元理財局長と国を提訴へ
と、センセーショナルなものになっている。
また、自殺された職員の手書きメモには、
これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。
なんて世の中だ。 手がふるえる 恐い 命 大切な命
という文字が踊る。
検察は、この遺書が真実なのかぜひ調べてくれたまえ。夏に黒川が検事総長に就任するまでに、ご遺族や国民のためにしっかりと仕事をしてくれたまえ。
新型コロナウィルスの蔓延で大変な時期だが、いまもういちど明るみに出さないと、新たな検察の体制の中にこの事件は埋没する可能性がある。
森友事件は、そもそもの始まりは森友学園理事長だった籠池夫婦が、「安倍晋三記念小学校」を創立したいとして、安倍昭恵に近づいたことから始まる。小学校の建設予定地で、昭恵と籠池夫婦は一緒に写真を撮り、この写真などで官僚たちが忖度したことに始まる事件なのだ。
この「安倍案件を匂わせて事を運ぶ」という籠池の方法は、「桜を見る会」の安倍からの招待状を利用したマルチ商法で、無垢な7000人の庶民から2000億円をだまし取ったジャパンライフ事件と構造上は同心円上にあるのではないだろうか。
職員が自殺されたのがちょうど2年前の3月、今月が3回忌にあたる。謹んでごご冥福をお祈りしたい。 合掌