遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

お彼岸、ぼたもち、牡丹色

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2016年3月21日は、ツイッターの10歳の誕生日だった。

私は、2015年1月1日から使いだした。フォローする人・団体などを適切かつ適当に選んでおいて、彼らのツイートを通して世の中を見るということを繰り返しているだけ。自分でつぶやくことはほとんどしない。ブログで記事にする際に参照したり参考にするために、忘備やメモ代わりにリツイートしておくのがもっぱらの使い方。お天気や電車の運行状況などは、実生活に役に立つ。

そんな陳腐な使い方しかできていないが、それでも世の中がよくわかる。いろんな人がためになる(ならない)情報を流してくれるので、知らない世界が手に取れる。
ありがとう、そして、おめでとう10周年。


ということで、私のツイッターから・・・。

暦生活 @543life  
日本の伝統色「牡丹色(ぼたんいろ)」紫がかった、美しい赤色です。
奈良時代に日本にやってきた牡丹は、昔から着物や漆器の文様などに用いられ、多くの人々に愛されてきました。

上の画像も暦生活さんの画像を拝借。「牡丹色」という呼び名で日常的に使うことはあまりないように思うが、いずれにせよ、いかにも牡丹のようで華やかな色合いである。この暦生活さん(大阪の暦屋さん)は、二十四節気、七十二候という季節にまつわるツイートや日本古来の伝統色や大和ことばなどを取り上げてくれて、とても和(なご)む。ツイッター担当者さんありがとう。

話は変わって、お彼岸である。彼岸の中日は春・秋分の日だが、その前後3日間、あわせて7日間がお彼岸である。

彼岸につきものがおはぎ。この時期に仏壇に供える。このおはぎは、春は牡丹餅(ぼたもち)と呼び、秋は御萩(おはぎ)と呼ぶのが一般的(諸説あるようだが)である。しかし、いまは年中「おはぎ」と言うように思う。ぼたもちという言葉は、「棚からぼたもち(たなぼた)」で残っているくらいかもしれない。

わが家はなぜか、ぼたもちならぬ桜餅と柏餅で彼岸の供養をしたのであった。合掌。