遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

にっぽん縦断こころ旅

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NHKのBSで放送中の「にっぽん縦断 こころ旅」、私好きで録画して見ています。
火曜から金曜、(朝ではない方の)夜7時からの30分間の方を見ています。
退職してから、2014年の春の旅からずっと見ています。

日本の地方の風景に心が洗われます、素晴らしい自然に感動します。

視聴者からの手紙で採用された「こころの風景」に出会いに、俳優の火野正平が自転車でこころ旅を続けています。

故郷を離れて故郷を思う人からの手紙。集団就職で若いころに苦労した地に思いをはせる人からの手紙。旅先で見た美しい景色を忘れられない人からの手紙。さまざまな手紙から垣間見える差出人の「心の風景」に、涙を誘われることもあります。

そんな手紙を頼りに旅を続ける番組で、実に多くの人から声をかけられる火野正平
「いつも見てますよ、がんばって」。

先だって面白かったのが、道路工事で片側通行になっているところで交通整理をしていたおじさん。トランシーバーで片側通行の反対側にいる相棒に連絡します、
「こころ旅一行、そちらに向かいます」。
火野正平「エー、知ってるんだ」。

日本の風景を火野正平とスタッフの自転車5台が走るシーンに流れる歌が、池田綾子の「こころたび」。
この歌、番組で毎回聞くのですが、ペダルをこぐ自転車隊と日本の風景の両方にマッチしたいい歌で、飽きることがありません。

日本の老若男女のためにいつまでもペダルをこぎ続けてほしいものです、いい番組です。