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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

解散して信を問いなさい

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首相「解散総選挙、まったく考えてない」 安保法案巡り
朝日新聞 2015年7月9日16時50分

 安倍晋三首相は9日午前、東京都内での講演で、国会で審議中の安全保障関連法案をめぐり、衆院を解散して国民の信を問う考えがあるかについて、「解散総選挙を行うことは、まったく考えていない」と否定した。

 講演後の質疑で「安保関連法案には世論でかなりの反対がある」と、解散の可能性を問われて答えた。首相は「議論を進めていけば、理解は少しずつ増えていくと思う。丁寧に、なるべく分かりやすく説明していきたい」とも語った。

 安保関連法案は5月に審議入りしたが、報道各社の世論調査では法案への反対が増加傾向にある。与党は今月中旬の衆院通過を目指している。


「丁寧に、なるべく分かりやすく説明したい」という言葉何度も耳にしたが、いつ実行するのだろう。まさか、1万人しか見ていなかったというニコニコ動画で「麻生くんがなぐられそうになって」云々というバカ話を「丁寧な分かりやすい説明」だというんじゃないだろうな。

解散しなさい。

前回の解散は「私たち自民党は、消費税を10%にすると公約しましたが、それを延期します。それでもいいでしょうか?」を信任してもらうという、史上空前のバカげた解散だった。

それに比べれば、今解散したら、それはとても意義ある解散だ。
「わが国は軍事大国を目指しますが、それでもいいですか?防衛費はとても膨らみます、もちろん税金も高くなります、徴兵制もやります、年金は75歳支給にします、マスコミや教育向けの言論統制もやりますよ、」解散だ。

包み隠さず美しい安倍イズムを披歴して、国民の信を問えばいい。