遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

雑草と楽しむ庭づくり/曳地トシ・義治

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雑草と楽しむ庭づくりーオーガニック・ガーデン・ハンドブック  
           曳地トシ, 曳地義治(著)     築地書館

雨空の合間に広がった青空のせいで、今日は(昨夜から)湿度が高くて不快指数は100近い。あまりの暑さに、いっそのこと汗をかいてやろうと思い、昼の12時から庭の雑草を抜きはじめました。(汗びっしょり!)

マイガーデンをナチュラルガーデンに仕立てたい私。これまでは、雑草はすべて引き抜いていたのですが、最近は見苦しくないものは残すことにしています。

今日も、シロツメクサ(クローバー)やエノコロクサ(ネコジャラシ)などは、そのまま放置しました。

クローバーは、広く庭を覆ってくれるグランドカバープランツです。実は、春に園芸店で購入して植えた数種類のグランドカバープランツは、あまり根付きませんでした。ワイヤープランツやヘデラ(つた)などは元気に育ってくれましたが、その他数種類のものは枯れたりして根付きませんでした。

でも今日摘み残したわずかのクローバーは、私の庭で生まれて育った一群ですので、枯れずに増え続けてくれるでしょう。それでいいのです。
ネコジャラシの方は、10本ほどでしたが、「タワシ」部分がこじんまりとしたものでうるさくなく、アクセントになるのではと思い残しました。

そのように雑草を利用して、自然な庭にしようと思ったきっかけは「雑草と楽しむ庭づくり」という書籍でした。除草剤で雑草を枯らすなどもってのほかで、雑草を生やさない工夫や、生えてしまったら庭づくりに生かそうというスタンスが、今の私向きであります。

86種類の雑草(可憐な花付き)のカラー写真(本のサイズは少し小さい)などが、ほぼ全ページにわたって掲載されています。

いまや、いろんな雑草が私の庭に来てほしいと願っています。