遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

梅にメジロ

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今年の正月以降の私のウォーキング、3日坊主に終わらず「日課」「習慣」に近くなった。

2月は、阪神タイガース宜野座キャンプの中継が終わる15時頃からウォーキングを始めるのが日課になっている。今日は、私が住んでいる新しい街ではなく、隣接する昔からの集落を歩いた。その集落の真ん中に川が流れていて、其処此処にカモが泳いでいて川の藻(?)を食べているのに出くわす。いつかカルガモのヒナと出会えたらいいなといつもここを通るたびに夢想する。

集落の家々の庭にはさまざまな木々が植わっていて、いつのまにか紅梅や白梅の花が7分咲きになっていた。今日は、歩く私のすぐそばの梅の木にメジロを発見した。

さすがにメジロは私にも識別できる。スズメよりさらに小さくて、目のふちが白くて、明るい緑の羽根に覆われたボディはおなじみ。

よく「梅にウグイス」と言われ、花札のデザインにもなっているが、梅の木にとまっているのはメジロの方が一般的だという。また、ウグイスの体の色は暗いトーンの銀色に近い緑色で、メジロの明るい緑色の羽根と混同されているかもしれない。

メジロは警戒心がゆるく、里山に降りてきて好物の梅の花などの蜜を吸うのだそうだ。「梅にメジロ」を、目と脳による「記憶のカメラ」におさめることができた1時間散歩であった。