遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

次女にはだらだら暮らしてほしい

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どこか犬が苦手な私。加えて、飼い主の言うことをきかない凶暴な犬やダメな犬を立派にしつける番組「カリスマ・ドッグ・トレーナー」を見ているせいか、ウォーキング時に出会う散歩中の犬に警戒してしまう。飼い主がそばについているのに、吠えられるのではないか、かみつかれそうになるのではないかと警戒してしまう。

でも犬と一緒の生活をしてみたいと思う。しかし、私より犬が苦手の同居人がいるので許されない。

生後2か月から10か月間だけ育てる「パピーウォーカー」でもいいのだけど、承知してもらえない。

パピーウォーカーとは(日本盲導犬協会
パピーウォーカーは、盲導犬候補の子犬を約10ヵ月間、家族の一員として迎えていただくボランティアです。この時期、子犬の「社会化」が重要なポイントとなります。電車や車の音、雨や雪、人混みなど、人間社会で様々な経験をするために、色々な場所に一緒にでかけ、人間と生活する喜びを経験します。たまにはいたずらもするけれど、子犬は家族と共に様々な経験や出会いをする中で、社会や家庭の中で暮らすためのルールを学んでゆきます。その過程で、人間に対する親しみと信頼感が築かれ、将来目の不自由な方との生活がスムーズに送れるようになるのです。


ここからが本題。
うちの次女、現在交際中の人とできるだけ早く結婚したいと言い、それに難色を示す私と目下冷戦中。女房とは1万回くらい冷戦と停戦の繰り返しているのだが、次女とは初めての冷戦。

結婚して独立すれば、次女と配偶者と二人にすべて責任がかかってくる。婚約はいいけれど、独立するのはできるだけ後ろ倒しにしてくれないかというのが私の意見。まだ24歳(来月25歳)だし、もっと独身時代を謳歌して、苦労するのはもっと先でいいのではないかというのが私の主張。
女房は、結婚して配偶者と青春を謳歌すればいいのではないかと、あくまでも次女の肩を持つ。

パピーウォーカーは成犬になって厳しい生活が待っている子犬を、その準備をしつつのびのびと愛情いっぱいに育ててやることが目的。
次女を盲導犬に例えたら叱られるかもしれないけど、独立後の厳しい生活が待っているので、私としてはもう少し実家でだらだらと暮らしてほしいと思う。

私はあと2年ほど次女のパピーウォーカーになるつもりなのだが、どうなることやら。