遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ねんきん定期便

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ねんきん定期便」が届き、私がいただく年金、

61歳からの支給額と、65歳からの支給額を知らせていただいた。

支給額はこれだけしかありませんから、今から老後の生活をしっかりお考えください、

という趣旨の涙が出るほどありがたい定期便。

保険料の累積納付額も、きっと間違いないだろうし、

支給額から健康保険料、介護保険料、税金もしっかりいただきますとは、

どこにも書いていないので、お知らせいただいた支給額がすべて私のものになる、

私には夢のような老後が待っている、と自虐的になる。


今の生活費がどれくらいなのかあまりよく分かっていないのだが、

しかし、お知らせいただいた支給額では、

子どもたちが独立して、父親も私たちも死ぬまで健康であっても、

年金だけでは食べていけないような気がするのだけれど…。

子どもたちが独立しなければ、病人が出れば、

いくら楽天的な私でも少し心配になってきた。


そんな話をすれば、女房は

とにかく懲戒免職になるようなことにはならないで、

退職金だけはきちんともらってくれ、と言うばかりである。

退職金を無事もらったとして、その後の私の価値はいかほどなのか、

いくら楽天的な私でも少し心配になってきた。