遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

京都散歩/銀閣寺

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京都散歩の最後は銀閣寺。この日(5/9の東山散策)は、15000歩の散歩であった。

今回のメインイベントは、銀閣寺訪問だったのだが、哀しいことに写真を10枚も撮らないうちに電池の残量がゼロになる。それでも何とかお見せできそうな画像をアップしました。

銀閣寺こと慈照寺(じしょうじ)は、1490年に足利義政により建立された。私は60歳になって初めての訪問だった。金閣寺には何度も訪れたが、銀閣寺には死ぬまでにはいつかと思っていた。今回、ようやく間に合った。

画像は、左上から右に
1.ご存じ銀閣(観音殿:国宝) 2.向月台と呼ばれる砂盛り 3.正門
4.庭園と池 5.東求堂(とうぐどう:国宝) 6.方丈と銀沙灘(ぎんしゃだん)と呼ばれる砂の庭

東山の麓に、お寺全体を見渡せる短い山道があり、そこから眺める西日を浴びたシルエットの銀閣もなかなか素晴らしいものだった。

ブログヘッダーの背景に、携帯で撮った夕暮れ近い銀閣寺全体の画像を使用している。こじんまりとした閑静なたたずまいがここの特長であり、東山文化の象徴として500余年もの間ひっそりと私たちを待ち続けてくれている。

拝観時刻は17時までで、私たちは作務衣姿の庭師に木簡を敲いて「閉門です」と追い出されるまで境内にいた。
叶わないことだが、月明かりの下でこの庭を散策してみたかった。