遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ジャンヌ・サマリーの肖像/ルノワール

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ピエール=オーギュスト・ルノワール
≪ジャンヌ・サマリーの肖像≫
1877年 油彩、カンヴァス 56×47cm
 
休暇を取って神戸に「プーシキン美術館展」に行く。
 
開館30分後くらいに入館。会期は12月8日までなので、まだ駆け込み客は少なくて、平日の朝だったので比較的ゆっくり鑑賞できた。そのために休暇を取ったのだけど。
入場者は8割が女性で、女性の平均年齢は55歳くらい。男性客の平均年齢は65歳といったところだろうか。
 
この展覧会のメインの作品というべきルノアールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」。モデルはルノアールお気に入りの20歳の女優だとか。一点の濁りもない澄んだ作品で、モデルの幸せそうな表情が観る者を温かくさせる。
 
少し寒くなった神戸、天気は良く、少し並んで待たされたレストランでのランチも美味しくて、私も幸せな一日だった。