京都も大変な暑さで、私の車の計器に組み込まれた外気温計は、
42.5℃という、かつて見たこともない数値をはじき出していました。
ボストン美術館展、土日に行くと大変なことになると聞いていたので、
お盆にはせっせと仕事をして、その代わり本日休みを取って京都市美術館へ行ってきました。
名画のフルコースを堪能してきました、
などなど。
会場は満員盛況ながら、90%が女性客で、みなさん熱心でお静かで、
上品な雰囲気作りに一役買っていただきました感があって、とてもよかったです。
よく冷房が利いていまして、灼熱地獄と化した今日の京都とは別世界の、
まるでボストンにいるような(行ったことはないけれど)雰囲気の会場でありました。
には、すっかり魅入られてしまいました。今日はじめて知った画家ですが、ファンになりました。
例によって、出口では図録や絵画の絵はがきなどの売店も盛況でしたが、
展示されていた油絵の、でこぼこ質感のある一見立派な額入り複製画が、
中サイズが49,800円!、大が228,000円!!で販売展示されていました。
売約済みの赤い●シールが貼ってありましたが、
何種類かの複製画、どれもとても売れていまして、
もっとも売れていたのは、ゴッホの「オーヴェールの家々」でした。
みなさん本物を見てきたばかりなのに…と、あの値段なのに…と、
こちらにも感心してしまいました。
ま10万人以上も来場しているから、そういう愛好家もたくさんいるわけですが、
それにしても、相変わらず日本の特別展はよく客が入ります。
胸が一杯になった展覧会をあとに、お腹も一杯にするために、
1500円のランチコースをいただきました。
偶然見つけたレストランでしたが、野菜たっぷりニンニクたっぷりのアーリオオーリオエ、
おいしくいただきました。京都の暑さに負けないような、スタミナ定食でもありました。