遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

自画像コレクション/ウフィツィ美術館

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昨日は、仕事でのちょっとしたイベントが終わり、

一息いれに夜の美術館へ足を向ける。


大阪国際美術館、金曜日は午後7時まで私たちを楽しませてくれる。

ルーヴル美術館なら22時近くまで開いている日が週に2日ほどあり、

一度閉館までたっぷり楽しんだことがある。

パリ住まいなら、ルーヴルへ夜に通う習慣も有りだろう。


大阪国際美術館は、20日まで「ウフィツィ美術館 自画像コレクション」展が開催中。

ウフィツィ美術館といえば、私の大好きなダヴィンチの「受胎告知」で有名なのだが、
             http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/44800270.html

自画像コレクションも有名なんだそうで、

ここに自画像が飾られる事は、画家にとっては大変な名誉なことなのだろう。


上の画像は、左上から、

レンブラント草間彌生、シャプラン、アングル。

17世紀に収蔵されたレンブラントから、

2010年にコレクションに加えられた草間彌生横尾忠則まで、

見事なコレクションを堪能した。


頼まれて描く肖像画とは一味違う、奔放さがどの作品にもよくあらわれていて、

手持ちの自慢の小道具や調度品などもよく描き込まれていて、

往時の暮らしぶりがよく分かり、そういった意味でもとても楽しめた。


同時に、大阪国際美術館蔵の日本の現代作家のコレクションの展示が、

かなりなスペースを割いて地下2階で催されていた。

菅井汲の大作をはじめ、このコレクション展もとても楽しめた。

こちらの方は、家に持って帰りたい作品がたくさんあった。