遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

少し遠出をしてみませんか/浦部雅美

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休日の高速道路の値下げで、五月晴れの空のもと、

少し遠出をしてみませんか、と誘ったり誘われたり。


昨日何気なく検索していたら、YouTubeで30年ぶりくらいに耳にしたのが、

浦部雅美の「少し遠出をしてみませんか」という曲。


浦部は「スター誕生」から43番目にデビューした女子で、

1976年当時、番組内でデビュー曲を歌う彼女を見て、即ファンになった私。

ちなみに、42番目のデビューがピンクレディで、

45番目が先ほど亡くなられた清水由貴子であった。


浦部が歌う素朴なカントリー調のこの曲は、私の中ではいつまでも名曲の響きで、

涙が出るくらい嬉し懐かしい1曲である。

まだハイティーンだったのだが、伸びやかで幅のあるアルトの美声は、

とても包容力のある魅力でいっぱいで、すぐ好きになった。


7月に浦部のCDアルバム「ふるさとは春です」が発売されるようで、

この名作デビュー曲が入っていてほしいものである。


スター誕生 デビュー順

【1972年デビュー組】

[01]森昌子[せんせい]
[02]三橋ひろ子[私の花言葉] 
[03]コスモス[若草物語] 
[04]藤本哲也[冬の旅 ]

【1973年デビュー組】

[05]南陽子[赤い花まつり] 
[06]鷲と鷹[さすらい渡り鳥] 
[07]桜田淳子[天使も夢みる] 
[08]長田たいじ[花の未練] 
[09]池田正臣[われしのぶ] 
[10]山口百恵[としごろ] 
[11]松下恵子[花嫁の父] 
[12]すみあきくん[満員電車] 
[13]最上由紀子[初恋] 
[14]シルビア・リー[霧のエトランゼ] 
[15]宮本賢治[さすらい] 
[16]藤正樹[忍ぶ雨] 
[17]おがた愛[別れのブラック・コーヒー] 
[18]菅原昭子[十七才の行進曲] 
[19]堺淳子[祭りの想い出] 
[20]緑川真[高校時代] 
[21]城みちる[イルカに乗った少年]

【1974年デビュー組】

[22]松田新太郎?[君でいっぱい] 
[23]伊藤咲子[ひまわり娘] 
[24]しのづかまゆみ[パパはもうれつ] 
[25]石江理世[目かくし] 
[26]小林美樹[人魚の夏] 
[27]米永透?[あれから] 
[28]梶たか子[京都初雪] 
[29]麿こうじ?[悲しみの湖] 
[30]渡辺秀吉?[僕はもう一度恋をする] 
[31]柴葉子[白い羽根]

【1975年デビュー組】

[32]片平なぎさ[純愛] 
[33]小川真代?[それでも私は] 
[34]黒木真由美[好奇心] 
[35]岩崎宏美[二重唱(デュエット)] 
[36]目黒ひとみ[わたしのシュガーボーイ]

【1976年デビュー組】

[37]新沼謙治[おもいで岬] 
[38]北村優子[若草のデート] 
[39]神保美喜[はじめてのワルツ] 
[40]朝田のぼる?[白いスカーフ] 
[41]横本メイ[すてきな貴方] 
[42]ピンクレディ[ペッパー警部] 
[43]浦部雅美[少し遠出をしてみませんか]

【1977年デビュー組】

[44]神田広美[人見知り] 
[45]清水由貴子[お元気ですか]

スタ誕の決勝戦での、プロダクションやレコード会社の最高指名社数は、
桜田淳子の25社の指名だったとか。

山口百恵新沼謙治20社、森昌子-13社、伊藤咲子-11社、
岩崎宏美-8社、清水由貴子-14社、ピンク・レディー-8社、
渋谷哲平-18社、石野真子-16社、柏原芳恵-3社、小泉今日子-3社、
中森明菜-11社、岡田有希子-4社、等。