中島朋子がイギリスの湖水地方を訪ねた旅番組を見た。
「湖水地方」というのに誘われて見たのだが、
中島がロンドン滞在中に、キューガーデンに勤める女性の家を訪れた時の話。
CO2削減のためにロンドン市は、
白熱灯と蛍光灯を無料で交換してくれるという、
いつまで交換してくれるのかは分らなかったが、その話に感心した。
同じ明るさを維持しつつ、使用電力を削減する蛍光灯に交換してくれるのだそうだ。
高い天井などに取り付けられたダウン・ライト、
それを見るたび、電球を取り替えるの大変だろうなと、
気になってしかたがない男が私の職場にいる。
我が家には蛍光灯を使ったダウンライトが何機かあるが、
白熱電灯が取り付けられたペンダントライトやダウンライトも何機かある。
ダウンライトの白熱灯(ミニクリプトン球)は、すぐ球切れをおこし、
私がせっせと脚立を運び出し、それを替える羽目になっている。
白熱灯はここ2年を目途に製造を打ち切り、
店頭から姿を消すことになっている。
白熱灯に取って代わる電球は、今は蛍光灯が主流なんだろうが、
LED電球が品揃えされつつある。
信号機やイルミネーションでお馴染のLED球が、
すでに大規模施設では施工されているようだ。
空港、ホテル、電車、デパート、公的建物などで使われ始めている。
(画像は、LEDに映える大阪帝国ホテルのロビー。)
60Wの明るさの白熱灯とLED電灯を比較。 消費電力は、54Wと7.8W(約7分の1) 寿命は、2000時間と40000時間 (約20倍) CO2排出量が、758kgと110kg(約7分の1)★東芝ライテック HPより
http://www.tlt.co.jp/tlt/tleds/e-core/towa/towa.htm
http://www.tlt.co.jp/tlt/tleds/e-core/towa/towa_60w_hikaku.htm
こんな素晴らしい電球を使わない手はないだろう。
イニシャルコストは嵩むが、
1日10時間使ったとして4000日も球切れがない電球だから、
十分十分、元は取れる。
しかも、ランニングコストは7分の1!!
CO2削減にも申し分ない製品である。
しかも、電球自体が熱くならないので冷房効率もよく、
ますます環境にやさしい画期的な製品だと言える。
これは、例の青色発光ダイオードの発明と関係あるのだろうか?
だとしたら、徳島の発明者中村氏が訴えを起こすのも無理はない、
特許をかの企業が持っているなら、莫大な利益が入ってくることだろう。
なにはともあれ、高いところの電球は頻繁に替える必要がないようになる
この新しいLED製品のことを、職場の男に伝えてやった。
もっと普及すれば、製品価格も下がっていくだろうし、
バリエーションも増えていくことだろう。
ロンドン市の電灯交換のような手立てを取るとか、
LED製品の価格を下げるべく何らかの方策を練るべきだろう。
我が家も買い置きのクリプトン球がなくなったら、
まだ寿命には少し時間がかかる蛍光灯が切れたら、
LEDに切り替えていくことにする。