遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

初めて買ったLED電球が…

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わが家のリビングのLEDライトのひとつが「球切れ」してしまいました。

発注履歴を見ると、ダウンライト(全部で5個)電球を白熱電球からLEDに取り換えるために注文したのが、2011年の3月9日でした。偶然、東日本大震災3.11の2日前に注文していました。

当時、球切れした5個の白熱電球を取り換える役目は私が担っていて、数カ月に一度ランダムに球切れするたびに脚立に上って少し危ない作業を繰り返していました。

そんな時、4万時間の耐久力と消費電力が格段に少なくて発熱もしないLEDの良さが認められつつありました。そこで、1個3500円もする小さな電球を大枚はたいて5個買ったのでした。そのうちの一個がこのたび球切れになったのでした。

ほぼ10年間、毎日リビングに灯りを提供してくれたので満足していますが、さすがに点灯時間は4万時間には及ばなかったと思います。

取り換えたLEDは、ざっと計算して2万時間くらいは活動してくれたでしょうか、ほかの4個はまだ現役ですから個体差はあると思われます。

初めてのLED発注以降数年で、蛍光灯以外の電球は球切れしていなくてもすべてLEDに順次交換していきましたが、消費電力が少なくて熱くならない電球の良さを享受できています。

ところで先日買った取り換え用のLED電球は700円くらいで、10年前の5分の1にまで安くなっていました。VHSのビデオテープが発売当初は120分のもので3900円もしたことと少し似ていますが、良いものが格段に安くなってきていい時代になってきました。

その球切れから少したって、こんどは冷蔵庫とリビングのエアコンに不具合が発生してしまいました。冷蔵庫はすでに新しいものを購入し、エアコンも来週に新しいものの取り換え工事が予定されています。

冷蔵庫もエアコンも、購入後16年後の新規更新となり、同時に高額の生活必需品を調達しなければならないことになってしまい、家計に打撃を受けた「熱い」夏になってしまいました。

ただし、冷蔵庫もエアコンも16年前に比べると断然節電仕様になっているようで、初期コストを電気代というランニングコストで少しはカバーできるかなと思っています。