「パンがなかったらケーキを食べればいいのに」とは、マリー・アントワネット。
しかし、パンやケーキの原材料の小麦が高騰。
「フードクライシス」というNHKの番組では、
干ばつが7年におよぶオーストラリアを紹介し、
小麦農家をリタイアする農夫が激増していると伝える。
オーストラリアでは、水を使える優先度は、
1 生活用水、
2 葡萄などの果樹、
3 小麦などの穀物
の順なんだそうで、
ワインはいいから2番目と3番目の順序を変えてほしい。
しかしそれじゃ、二酸化炭素が増えてしまうかな。
それでも小麦の地球規模での生産量は、
横ばいなのだと言う。
ただ、小麦消費量が激増し、
特に中国の都市部でパン消費がその原因だと言う。
きっとパスタも同じく食べているんだろう。
ともかく、中国都市部では、
ミルクやバターや牛肉の消費も大幅に増加しているようである。
肉牛や乳牛の飼料になる小麦も品薄になり価格が高騰。
ゆえに小麦、バター、ミルク、牛肉の品薄と価格高騰に連鎖する。
食物連鎖はこんなことを言うのじゃなかったはず。
ちなみに、魚介類も中国バイヤーが高値で買っていくらしい。
我が家の朝の食卓には、ホームベーカリーで焼くパンが並ぶのだが、
バターと小麦の品薄と高騰で、我が家はちょっとしたフードクライシス。
コアラのマーチが2割も値上げだと、
長女が嘆く、
お前歳いくつ?(もうじき二十歳です)
まとめ買いの米を余らせておくなんて罰が当たる、
貧乏人は米を食わなくてはならない。
中国風の朝粥造りの修行でも始めようか。