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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

蓮舫が「その他の政治団体」で脱法マネロン疑惑のコソ泥大臣を厳しく追及しました

昨日午後の参院予算委員会立憲民主党の最後に質問に立ったのが蓮舫でした。

今回の自民党議員の「裏金」というカテゴリーから外れてはいるが、5万円以下の使途については公開の必要がない「その他の政治団体」に資金を付け替えてんじゃないかと鋭い追及を繰り広げました。

その矛先にあったのが、新藤義孝経済再生担当大臣でした。

新藤が自分の「政治資金団体」から「その他の政治団体」に10年間で2億6000万円を付け替えたのは脱法じゃないかと、NHKの総合テレビで面白ライブ中継されました。

これは新藤が所属する派閥の代表茂木敏允も全く同じ方法で3億2千万万円の付け替えをしていて、10年間で2人の付け替え額は6億円に達するそうで、これは安倍派全体の5年間の裏金の総額5億8000万円より多いことを指摘しました。

蓮舫議員の資料

「その他の政治団体」の支出は5万円以下は不要で、その使い道が実質調べられることはないので(帳簿は3年間保存)、格好の隠し資金にできます。合法的なマナーロンダリングを脱法オペレーションしたんじゃないのかと重ねて追及しました。

蓮舫いわく、茂木と新藤のその他の政治団体への付け替えは突出しているんだそうで、「その他政治団体」の収入に関しては税金がかかることはありません。

以前にも書きましたが、茂木は二世議員ではありませんので、地盤も看板もカバンもない状態で国会議員になりましたが、新藤も二世議員ではありません(萩生田も同じ)。

ですから二人は合法的にこっそりマネロンをして「地盤・看板・カバン」を強固にする必要があるのでしょう。二人で10年間にわたり6億円の領収書の不要な資金をその他政治団体に流し込んでいました。その他政治団体を活用した「マネロン御殿」も建ったのでしょうかね。

なんなら、茂木と新藤の「その他の政治団体」で保管している3年間の帳簿を見せてほしいものですね。

ということで、こういった脱法コソ泥議員たちは歳費のほかに、100兆円を超える国家予算を脱法手法でなどでかすめ取って私腹を肥やし生計を生計を立てているようですから、手放しで簡単に無暗に予算案に賛成するわけには行かないという野党議員たちのこころざしが深く理解できるきょうこの頃なのであります。

 

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立憲民主党蓮舫参議院議員は、新藤経済再生担当大臣が領収書などの公開が必要な政治団体から公開の必要がない政治団体に2億円以上を移すことで、「裏金化しているのではないか」と追及しました。

立憲民主党 蓮舫参議院議員
自民党支部の経費を限定的にして、それで明細開示率は99.1%透明化されているんですよ。でもその他政治団体新藤義孝後援会に10年で2億6000万円を付け替えたら明細開示率9.8%まで低下してるんですよ。政治資金の隠蔽(いんぺい)じゃないですか」

新藤経済再生担当大臣
「隠蔽といわれるのはどういうことですか。私は隠蔽をしてると言われたらそれは冗談ではないと言いますよ。例えば令和4年度であればこの消耗品費が1273万円と組織活動費が447万円。後援会の収支報告に出していることに関して隠蔽といわれるのは私はちょっといかがなものかなと」

 蓮舫氏は新藤大臣に対し、領収書の公開や使途が必要な「国会議員関係政治団体」から公開する必要のない「その他の政治団体」に、「寄付」という形で10年間で2億円以上が移されていることを指摘しました。

 蓮舫氏が「明細が要らないなら裏金化しているのではないか」とただしたのに対し、新藤大臣は「法律にのっとって経費を計上している」と否定しました。

 同様に、茂木幹事長や小泉法務大臣についても公開の必要のない「その他の政治団体」に「政治資金が付け替えられている」と追及しましたが、岸田総理大臣は「法律に従ってそれぞれ対応している」と述べるにとどめました。》