東京都庁をスクリーンにしたプロジェクションマッピングが4月まで実施されているそうですが、この一連の事業は18億円に上るんだそうです。
他に使い道があるのでは?との声も上がっているそうですが、東京都はお金があって余裕ですね。
これは電通案件なのでしょうか、どこが中抜きするイベントなのでしょうか。
能登半島は震災以降2カ月がたちますが、復旧支援は十分足りているんでしょうか。復旧支援は中抜きや「キックバック」が期待できないので、切捨てや後回し案件なのでしょうか。
一方で大阪は、公立高校のトイレの改修もままならないのに、6か月で壊してしまう万博のトイレに1箇所最高2億円もかけています。
ご存知、リング状の大屋根に350億円もかけていて、他の工事にじゃまになることがわかり、さらに費用が必要だとか。
東京や大阪でこんな無駄使いをしていて、地方は怒っているのではないでしょうか。
衆議院を無理やり通した予算案は、今日から参議院で審議されますが、「本当に必要なところにお金が回っていないんじゃないか?」という視点で予算員会を見てもいいのではないかと思いますがいかがでしょう。
たとえば、立憲民主党の辻元清美が今朝からの予算委員会で、2023年の防衛予算から三菱重工への発注額を1兆円だという数字を引き出していましたが、加えて、原材料などの輸入に関する円安為替差損分についても補填する契約なのだそうです。
三菱重工との防衛関連費発注額実績(3月4日予算委員会より)
2013年 3165 億円
2014年 2632 億円
2015年 1998 億円
2016年 4532 億円
2017年 2457 億円
2018年 1949 億円
2019年 3127 億円
2020年 3102 億円
2021年 4591 億円
2023年2月27日時点で1兆950億円
2022年の発注額は答弁になかったのですが、いずれにせよ上の10年間で3兆8千億円が三菱重工に税金が流れました。今後は、防衛費が膨らんだ関係で、2023年と同じ毎年1兆円以上の発注額になると思われます。
その三菱重工から自民党への政治献金額は毎年3300万円なんだそうで、発注額に比して意外に少ない献金額だと思いますが、1兆円の契約額ならこんなところでしょうか。
いずれにせよ、こういった公金チューチュー企業が他にもいろいろあって、自民党への意外に少ない献金額の支出で健全経営が可能になるのでしょう。
ことほどさように、114兆円の予算案がいかにばらまき予算で、自民党への献金がキックバックされることは容易に想像できます。
ということで、公金をチューチューする中抜き企業や献金企業のための予算を正して、国民の生活を守る予算を最優先させるには、政権交代しか他に道はないと考えますがいかがでしょうか。