遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

二階が公金3500万円で購入した書籍

Xのトレンドに「#二階の50億どこ消えた」が挙がっていて、大量にポストされています。

その代表格が以下のポストです。

Micro@RobbyNaish77
おいおい
自民党政権下で消えたお金だけど
これいったい何に使ったんだよ?
消えた年金                      537億円
・消えたコロナ予備費           11兆円
・消えた自賠責保険         6000億円
・裏金はこの5年間で...        10億円
・消えた二階の政策活動費 50億円

まことにはらわたが煮えくり返る「消えたお金」のオンパレードです。「消えた年金」は、掛け金の無駄使いを含めると「兆」の規模で消えているとも言われます。

その「消えた年金」で追及された安倍が首相の座を下ろされ、麻生総理総裁だった2009年の総選挙で自民党は大敗をして政権交代はあったものの、その後また公金チューチュー政権が跋扈しています。

その間ずっと統一協会をのさばらしていたせいで、間接的に多くの信者がカルト教団に大金をチューチューさせられています。

まともな国なら、自民党は今ごろ消えているはずですが、網目のように構築された「公金チューチュー」ネットワークによって政権政府が下支えされていて、自民党によって公金が下支えネットワークだけに広くばらまかれ、「えせトリクルダウン」が延々と継続されています。

そういった「公金チューチュー」サークルからはみ出しているのが、子育て、教育、介護、福祉、農業、再生可能エネルギーなどの分野で、その分野に公金が注入されることなく個人生活の多くの部分は「自助」「自己責任」に転嫁されています。

なので、低賃金と物価高騰と相まって、いつまでたっても私たちの暮らしや環境は改善しません。

そういう仕組みをわかっているはずの野党は、発信が下手なのか、それを批判しているだけで変えようとしていないのか、何ともよくわからないところです。

そんななか、二階の使途不明な50億円のうち「3500万円分の書籍代」に使ったらしいという噂が、これまたSNSで話題になっています。

そんなに本を買うわけない、ウソだ、という意見も多くありますが、この3500万円の書籍代の領収書はちゃんとそろっているように感じます。

ではどんな本を買ったかと言いますと、たとえば、安倍関連本(ヨイショ本)で、過去には小川栄太郎や山口敬之が書いたゴミ同然の書籍が大量に購入されていたようで、党員などにばらまかれているようです(冒頭の画像は2013年の領収書)。

自民党総裁選挙は公職選挙法に縛られませんが、だからといって、公金を使って総理総裁をヨイショする本を大量にばらまくことは許されません。実質、公的資金で総裁選のための買収工作をしていることになります。

そんな金があるなら、蔵書のために苦労している学校や公的な図書館に公金を振り向けるべきだと思いますがいかがでしょう。

わが町の図書館の蔵書に「約束の日」小川栄太郎は1冊ですが、「総理」山口敬之が5冊もあり、さらにゴミクズ本のチャンピオンというべき「安倍晋三回顧録」が10冊以上もあり、がく然とします。私たちのための図書館に係る税金を無駄使いされていて、腹立たしいことこの上ないきょうこの頃であります。

ちなみに安倍批判本のチャンピオン適菜収の「安倍晋三の正体」は3冊の蔵書で、アンバランスとはいえ、それはそれでがんばってよく取り揃えているなととも思うきょうこの頃であります。