遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

差別主義者を消滅させるよう、放送局に教育的指導を与えよ!

MBSラジオ大阪市)で、上念司が朝鮮学校について「スパイ養成的なところもあった」などと発言した問題で、同局は「誤解を招く表現があった」としホームページに謝罪文を掲載したそうです。ほかにも上念は、「OBが日本人拉致に関わっている」などと発言していたようです。

大阪は大阪維新が府政や姿勢を担当するようになって、在阪の放送メディアは放送法に反する公正な立場に立っていないように感じます。これ以上、維新にべったりの偏った放送を続ける在阪局は「停波」すべきだと思いますが、総務省の見解を聴きたいところです。まあ、NHKも東京キー局も、自民党小池百合子知事べったりの御用放送局だから似たり寄ったりですけど。

加えて、今回の上念の発言に端を発した、腐った脳みその差別主義者たちが幅を利かしている番組も、例えば「そこまで言って委員会」のような番組(上念が出演しているのかどうかは知らない)についても、テレビ局の姿勢を問うべき時期のように思います。

政治的に偏っているということではなく、人権問題にかかわるような差別的発言は放送法以前の由々しき問題であります。
今回のMBSの「誤解を招く表現があった」とする謝罪(しかも謝罪文は短時間の掲載だったそうです)では解決しない抜本的な問題だと思います。問題になった番組について、局側がチェックしていたとしたら、そのまま公共電波に流したのは大問題ですし、チェックをしていなかったとしても番組スタッフが問題意識を持っていなかったことは大問題でしょう。

老人の集団自決を促したり、LGBTQの差別と同じく、朝鮮学校が犯罪者予備軍のような印象を与える発言はヘイトスピーチですので、いまからでも炎上させるべきだと思います。

ということで、上念や成田のような腐った差別主義者は少なくとも地上波から消滅させるよう、放送局に教育的指導を私から与えたいと思います。

《在日本朝鮮人人権協会とMBSラジオによると、2月21日の放送で、北朝鮮のミサイル発射実験について議論する際、経済評論家の上念司氏が朝鮮学校について「スパイ養成的なところもあった」などと発言した。同局は「誤解を招く表現があった」と判断し、3月10日の放送で別の出演者がおわびをし、ホームページ上で謝罪文を掲載した。謝罪文の掲載は10日深夜までだった。YouTubeなどでは、該当部分をカットした状態で配信を続けている。》