遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「応仁の乱」の著者呉座勇一が、令和の今に京都で炎上中

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国の研究機関「国際日本文化研究センター」(京都市)の呉座勇一助教授がツイッター@goza_u1で「不適切発言」を繰り返していたとして2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証担当を自ら降りるとNHKに申し出たそうだ。

2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」@nhk_kamakura13
「鎌倉殿の13人」の時代考証を依頼していた歴史学者の呉座勇一氏より、自身のツイッター投稿の一部内容が不適切であった責任を取り、降板したいとの申し出がありました。番組制作サイドもその事実を確認し、降板していただくことにしました。

 

本記事最後に本人のお詫び文(連ツイ)を掲載したが、あんなふざけたお詫び文(謝罪ではなく言い訳か?)と大河ドラマ降板でことが済むとでも思っていたら大きな間違いだ。鍵のかかったアカウントで、女性研究者を中傷したり揶揄したり傷つけただけでなく、民族差別などヘイトツイートも繰り返しているそうで、歴史学者の風上にもおいておけないのではないだろうか。

国際日本文化研究センターも辞して、フリーになってから自己責任で好きなことを言うべきではないだろうか。「不適切」ではなく「差別的な発言で私は大河を降りました」の看板を背負っていくべきだ。

 

呉座勇一降板関連ツイート
細かいけれど「差別発言」と書いてもらいたい。今回の場合は発言者の悪意もあるわけだけど社会構造に基づいた差別発言でもある。
ツイッター投稿の一部内容が不適切であった」という意味不明な理由で学者が降板するのは、むしろ言論の自由を萎縮させる。
正面から
「深刻な性差別、人種差別、ハラスメントを行った」
として降板させるべき。
社会正義のモノサシで判断し、呉座氏の差別・ハラスメントを公的に非難すべきです。
呉座勇一氏の最悪発言のスクショをこの半日でいろいろ見たけど医学部不正入試問題に関連して
「数千万円ないと入学できない医大入試を女性差別の象徴にするのは馬鹿馬鹿しくて話にならない」「お嬢様の自己実現なんて知らんがな」
が本当にムカつきすぎた
呉座勇一センセと平林緑萌とその取り巻き連中ってかなり前から左翼や女性フェミニストを笑いものにするのを娯楽として楽しんでいたということがはっきりわかった。人間扱いせずコンテンツとして消費してたんでしょ。ゲスもいいとこじゃないですか。
呉座勇一の件、結局最初から最後まで、女性たちを排除し異物化するホモソ男性社会のミソジニーの語りが支配的でひどいな。
研究業績と研究者の人格は切り離して評価するべきだという声もあるが、本当にそうだろうか。
一定の科学的な手続きに基づいて研究はされているだろうが、女性嫌悪、知的階級の女性への敵意を有した呉座勇一さんのような人が、歴史の中で女性が果たした役割を正当に評価できるととても思えないのだが。
話題の「たかが助教」呉座勇一氏がイスラームに言及していた。
日本においてイスラームはこうやってネタにされる一例。
呉座勇一に元々ああした気質があったのは確かだろうが、そうした負の感情を煽り、増幅させる白饅頭はやはりある意味“凄い”ですね(その後の容赦ない切り捨ても)
中傷したのは、呉座勇一氏だけじゃないよね。諫めるどころか、そこに合いの手を入れた人もいるよね。学位持っていながら、なに考えているの? ロングホームルームを開かれるレベルだよ。
白饅頭・青識・呉座勇一って並びにクラクラしてくる
呉座 勇一やその周辺の歴史学者歴史修正主義者が女性蔑視という本質において完全に一致してる地獄。
呉座勇一さんさあ、容貌についてネタフリするのはフェミニズム批判としてはもちろん、教員としても完全アウトではなかろうか。流石に気分悪い。
応仁の乱の作者 呉座勇一さんが炎上した。京都を焼き焦がすような勢いだ。亀田俊和さんまで類焼してるし。10年ぐらい言及されそう。
呉座勇一の件で「差別は良くないけど解雇は行き過ぎだ」とか言ってる知識人の皆さんは大学を無法地帯にしたいんですか?
呉座勇一氏の沖縄に関する発言を確認してみたら、実証性のない沖縄ヘイトのテンプレート発言のオンパレードで卒倒。史学研究者が、近代の経験の痛み、マイノリティへの非対称性を触知していないということは、研究の妥当性にも眉に唾をつけたくなる。ブローデルを引くまでもなく、歴史は持続するため。

 

呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集https://togetter.com/li/1685368?page=5

本人のお詫びツイート
拡散希望】呉座勇一です。ツイッターにおける北村紗衣さんに対する一連の揶揄、誹謗中傷について深く反省し、お詫び申し上げます。謝罪の意思がなかったわけではなく、仲介者を通じて謝罪の意向を北村さんにお伝えしていたのですが北村さんからは「少し考えさせてほしい」と言われ、静観していました
私の不用意な発言によって、ますます事態を悪化させることを恐れ、仲介者を頼り、謝罪を後回しにしていたのは、私の心の弱さです。北村さんの名誉を傷つけ、アカデミズムの信頼を失わせ、多くの方のお気持ちを害したことを深くお詫び申し上げます。
ツイッター上で多くの方がご指摘下さったように、私の偏見は今さら矯正できないかもしれません。ただ公私を切り分けると申しますか、職場や学会などではそれが表に出ないよう努力してきたつもりです。そのストレスがツイッターに捌け口を求めてしまったのかもしれません。もちろん言い訳にはなりません
今後は2度とこのようなことを起こさないと誓います。ただ具体的な改善策・対応につきましては、私の浅知恵で考えるのではなく、皆様のご指導を賜りながら、少しずつ進めていきたいと思います。
なお、今回の件に関して複数の研究者の方が仲介を申し出て下さいました。仲介者にとってはリスクしかないにもかかわらず、不徳な私を助けようとして下さったご厚情に深く感謝致します。その人たちの御恩に報いるためにも、できましたら今後も研究活動を続けさせていただければ幸いに存じ上げます。
謝罪の直前まで自分を擁護するツイートをリツイート・いいねしており、反省の色が見られないとのご批判を受けました。正直なところ、ツイッターで総批判を受けて精神的に参ってしまい、少しでも自分を支持してくれる意見にすがってしまいました。
もちろん私の心労は自業自得であり、誹謗中傷を受けた北村さんの方が遙かにお辛かったと思います。結果として、北村さんをはじめ、ますます多くの人を傷つける形になってしまったことを深くお詫び申し申し上げます。

 

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