遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

破れ鍋に綴じ蓋のような麗しい三浦夫婦

「伏線を回収する」ということば、よく使われてます。「 後の展開に活かすためにあらかじめ忍ばせておいた要素(=伏線)を、意図通りに後の展開の中で活用すること。」というようなことですけど、小説とか漫才とかの手法にも取り入れられて「伏線の回収があざやか」などと称えられたりもします。

それをビジネスにも応用したのがいま炎上中の三浦瑠璃で、政府の成長会議で太陽光発電を繰り返し推奨していたそうですが、十億円の詐欺で訴えられた夫の事業が実は太陽光発電投資会社の経営だったというのです。

これは伏線回収ではなく利益相反と呼ぶのが正しいのしょうか、手鍋ひとつで所帯を持った夫婦は永遠の愛で繋がっていて美しい話であります。(始まりが貧乏長屋ではなかったでしょうが...)

三浦瑠璃は自民党のマドンナ的存在ですから、太陽光のみならず再生可能エネルギーをどんどん推奨していただいたら、利益相反さえなければ原発反対派の私としたら何も問題ないことです。

電気も通じていない森の中に移住して、薪ストーブで暖を取り、雨水をためて野菜を育てて自給自足しているような人がよくいますが、彼らは太陽光パネルを設置して家電も利用しています。

三浦瑠璃夫婦も原点に返って、そういった生活をしながら自分たちの「生きざま」(三浦瑠璃のよく使う好きな言葉?)を反省してみてはどうでしょう。

一部のテレビ番組では三浦瑠璃の出演を見合わせることにしたようですが、いろいろややこしいなら一旦テレビ出演はすべて取りやめてもいいのではないでしょうか。テレビに出なくても国際政治学者として立派に生きていけるでしょう(知らんけど)。

自民党も、いったん彼女から距離を置いてっほとぼりが冷めるまで(冷めないかもしれませんが)諸会議のメンバーから外すべきでしょう。

訴えられた夫の担当弁護士が、統一教会の信者で顧問弁護士の福本某という男のようなのですが、これまた妻瑠璃が統一教会を擁護するような発言を繰り返ししていたことの伏線回収になるようであります。ここでも、破れ鍋に綴じ蓋の麗しい夫婦の見本のようなお二人であります。

それにしても、10億円の投資を受けても実態がない事業では投資先に訴えられても仕方がないでしょうに、何がどうなっているのでしょう。誰か大きな後ろ盾が存在していたのに急にいなくなったとかでしょうか。下世話な庶民の一人として、その真相の方に興味がわきます。

ということで、渦中の彼女がテレビから消えたら私は今よりは地上波テレビを見る時間が長くなるかもしれません。二度と見たくないお方であります。