遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

安倍政権が財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ!

先週3連休は、首都圏では大規模な国葬反対デモや集会が行われたようで、心強い気持ちでニュースを見ていました。

先ほどTBSニュースが、速報として伝えるところによるとアメリカを訪問中の岸田総理はさきほど、国連総会の一般討論演説に臨み、ウクライナ侵攻を続けるロシアを名指しで批判し、法の支配の重要性と国連改革を訴えました。》ということらしいです。

ウクライナにとってのロシアは、自民党にとっての統一教会のようなもので、法の支配の重要性と国連改革を訴えたようですが、頭の上の蠅も追い払えないくせに、国連本部に行ってまで何をえらそうに訴えているのでしょうか。

わが国は安倍政権以降、法治国家の体を失ったままで、閣議決定で重要なことを決めてきたくせにどの口で国連改革などと言えるのでしょうか。国会から逃げまくって内政を放棄したままで、恥ずかしくもなく国連によく行けたものです。

そんな中、今朝早く霞が関国葬反対の男性が焼身自殺図ったかというニュースも飛び込んできました。

国の頭が腐ると国の隅々が腐り始めて、そこに暮らす人たちは息苦しくなってきます。焼身自殺を図った人は重体のようですが、現場の書置きに「国葬反対」の意志を表しているようですから、それこそ何らかの「改革」を願っての行動だったのかもしれません。

立憲民主党野田佳彦元首相は、民主党政権を潰した下手人のひとりですが、「元首相が元首相の葬儀に出てどこが悪い」安倍の国葬に出席すると宣言しているそうで、こんなのがよく首相になれたものです。立憲民主党から追い出すべきひとりでもあります。

一方、自民党村上誠一郎行政改革担当相は、安倍の国葬について「最初から反対だし、出るつもりもない」と述べ、欠席する考えを明らかにしました。安倍の政権運営が「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊と批判しました。

このお言葉、一字一句、訂正することが不要なごもっともな意見で、妻は、そんな人が自民党にいるの?と反応しましたが、村上はいい意味で自民党保守本流で、昔から筋の通ったことをはっきり言う人で、「時事放談」などで安倍政権を厳しく批判していました。

村上のような人が総裁になれば、自民党も恥ずかしくない政党になれるのだろうけど、安倍、麻生、菅、岸田では、まあなるようにしてなったという醜い国ニッポンなのです。

ということで、自民党は「自由民主党」と「自民・統一教会」で分裂してみてもいいと思いますがみなさまいかがでしょうか。