遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

国を挙げて国葬反対の気運はまるでゼネスト

安倍元首相の国葬がいよいよ明日に迫りました。

しかしながら、唯一のビッグゲストともいうべきカナダのトルドー首相の欠席が判明しました。欠席理由は、カナダに上陸したハリケーンで被害があった地域の現地視察を優先したいからということのようです。一国の宰相として当然の、一点の曇りもない欠席理由だと思います。

それにしても、安倍国葬エリザベス女王の逝去やカナダのハリケーン被害など、偶然の出来事に影響されてしまいました。何かの祟り?まさか!

しかし、国連総会が開催(9月20~26日)されることは政府は分かっていたはずですから、その日程に国葬をぶつけてしまうところが、なんともどこまで行っても頓馬な政府であります。

一方で、国葬反対の気運は高まって、いまピークにあるのではないでしょうか。

実態はありませんが、国を挙げて国葬反対の気運は「国葬反対 エア・ゼネスト」といったところではないでしょうか。ほとんどの国民が、「この国葬はやってはいけない、やれば何か大変なことが始まる」みたいなことを感じていて、エア・ゼネストで心の叫びをあげているような気がします。

ところで、私はウォーキングの際にはYoutubeでニュース番組や討論番組のようなものを聴いています。歩きながらそれらを聴くと、頭が研ぎ澄まされているからか、さまざまな人の考え方や意見が身体に入ってきて、血となり肉となるような気がします。

昨日は、私にとっては定番の「デモクラシータイムス」チャンネルの「ウィークエンドニュース」(9月24日配信)を聴きながらのウォーキングでした。

テーマは「デタラメな「国葬」反対の嵐! ずれまくる首相、支持率急降下」で、24日の番組の出演者は、田中優子(法政大学前総長)、北丸雄二(ジャーナリスト)、浜田敬子(ジャーナリスト、元AERA編集長)、白井聡政治学者、京都精華大学准教授)という面々で、司会は山岡淳一郎でした。

この5人が、国葬、安倍政権~岸田政権、格差・人権問題などさまざまな点についてほぼ「同じ方向」を向いて話をしていまして、私も5人と全く「同じ方向」を向いていますので、ちっとも苦しくない飽きの来ない有意義なウォーキングタイムになりました。

番組はいつも大体90分くらいですので、60分ほど歩いて家に帰ってからクールダウンしながら残りの20~30分を視聴します。

下に番組のURLを貼り付けましたが、現時点で7万3千回を超える視聴回数は、この類の番組としてはかなり多くて、もうひとつ「videonewscom」の「結局国葬の何が問題なのか」という番組のURLも貼り付けましたが、こちらの視聴回数も12万回とかなり多くて、やはり「気運」を感じます。

ウィークエンドニュース」の結論は「政権交代がなければ日本は立ちいかなくなる、しかし野党がねえ...」というものでした。

出演者の5人も私も野党の応援団だからこそ、「野党がねえ...」が何とも心許ない(こころもとない)のでありました。

ということで、国葬が終わっても私たちの「エア・ゼネスト」は続くのでありました。

 


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