遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「勝手踏切」を渡るときは電車と警官に気を付けましょう

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住民などが生活道路として使う勝手踏切

共産党の山添拓参議院議員が、埼玉県で秩父鉄道の「勝手踏切」を渡ったことで書類送検されました。

現場で検挙されての書類送検だったのでしょうが、検挙後11カ月を経て今の時期に書類送検だったそうです。

山添拓は、尾行されていたのでしょうか、それともその日は撮り鉄が多かったようで偶然のことだったのか定かではありません。当日は何人が検挙されて何人が書類送検されたのかが判れば、山添拓が狙い撃ちだったかどうかが判ってきます。

ちなみに埼玉県警のトップである本部長は、元安倍晋三の元秘書官で、安倍が辞めて現職に就任した若き安倍ファミリーらしいです。

枝野幸男の地元選挙区も埼玉ですから、枝野もいろいろ気を付けてもらいたいですね。

 

安倍ファミリーといえば、このほど日本警察のトップ警察庁長官に就いた山本格(57)もその一人で、安倍政権時代の内閣官房秘書官でした。

例の、詩織さん準強姦事件の際に山口敬之の逮捕状を握りつぶしたとされる人物です。

以下、ウィキペディアより抜粋
《「準強姦」被疑事件に関する報道
2016年7月22日、約1年4ヶ月に渡る捜査の末、山口敬之の準強姦被疑事件を東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分とした。この不起訴処分に関し、翌年2017年5月、週刊新潮は伊藤詩織の証言を元に、中村が2016年6月8日の逮捕状執行直前に、警視庁刑事部長として執行停止を決裁したと報じた[3][15]。中村は、週刊新潮において責任者として逮捕の可否を決裁したことは認めたが、政府当局による介入については否定した。この問題について、経済学者の池田信夫は「逮捕状を却下した理由について、説明する責任がある。」と発言している。》

こんな人物が警察トップですから、いやはや大変な世の中になりました。

Netflixのオリジナル・ドキュメンタリーを数多く見ていますが、制作側の基本姿勢は「正義」ですので、さまざまな事件について実名報道を行い、多くの証言者に登場してもらって事件の真相を徹底的に追及します。

ちゃらんぽらんな国に住んでいると、その数々のドキュメンタリーに感動しますが、例えば詩織さん事件についてドキュメンタリーを作ってもらえないかと思います。詩織さんや山口や中村などが出演し証言するドキュメンタリーがあれば、いい作品になると思います。

しかし、それはたぶん無理だと思いますので、中村格長官におかれましては、件の事件の真相(いきさつ)について予算員会などで野党の質問にしっかり答えてもらいたいものですね。もし野党が政権を取ったら、国会で中村長官の証人喚問が実現するかもしれません。参議院には、弁護士資格のある山添拓がいますから、いい質疑になると思います。今から楽しみです。

ということで、勝手踏切を渡るときは電車と警官に気を付けるようにしたいと思うきょうこの頃であります。