遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ポンコツなフジテレビがいよいよ大変になってきて、お台場はカジノに?!

フジテレビが大変なことになっています。

中居正広の性加害外事件について反省していないフジテレビに対して、自社CMを流さないとするスポンサー企業が後を絶たず、フジの企業生命を脅かしているようです。

私はフジテレビは見ないので実態は把握していませんが、多くのCMがAC公共広告に差し替えられているようです。

公共広告に差し替えてもその広告料は元のスポンサーが支払う(前払い済み)ので、スポンサーは自社CMを流さないこととAC広告の広告料も支払うことになるというダブルパンチを受けながらも、フジテレビの今回の事件に対する対応に強い拒否反応を示しています。

CM契約は前払いで放送枠を買っているにもかかわらず、こんな放送局から自社CMを流していると、企業イメージが阻害され不買運動に繋がるという危惧からの、当然ながらの自社CMの自粛行動です。

場合によっては、フジや中居への損害賠償も発生することが想定されていますし、今後はフジとのCM契約不成立や契約形態変更も余儀なくされることも想定されます。

このCMボイコットニュースを目にした妻が「フジは見なくなったなあ」と遠い目をして言いましたが、わが家はとっくにフジ離れが進んでいて潰れても痛くもかゆくもない放送局なのでした。8チャンネルは永遠ではないのかな。

そもそもが自社のアナウンサーが被害を受けたにもかかわらず、密室状態の中で行われたフジの社長による記者会見がありえないことで、それが原因でフジテレビは倒産の危機に瀕しているようです。

テレビ局の社長があろうことにテレビカメラの撮影を制限するのですから仕方がないのかもしれませんが、社長になったことと危機管理ができて経営能力があることとは別の問題なんだということがよく分かる事例であります。

まあフジはすでにいろいろやってしまっていて、ポンコツメンバーでのフジの番組審査会がそれも物語っています。

お台場はカジノに絶好の場所だという話がSNSから聞こえてきたのですが、身売り話が出ても不思議ではない状況なのかもしれません。

 

こういったポンコツトップによる事例は今に始まったことではなく、総理がこれだから国は亡びる、知事がこれだから都道府県が潰れる、社長がこれだから企業は倒れる、最高裁検事総長(検事正なども同様)ががこれだから三権分立は成り立たない、などいろんなケースがここ5年以内だけでも指折り数えられると思いますがいかがでしょう。

ついでに言いますと、イーロンマスクがトランプ大統領就任式で見せたおぞましい「ナチス式敬礼」で、X(旧Twitter)での広告を差し控える企業が出てきました。

このボイコットも世界中で広がってくれればうれしい出来事だと思うのですが、Xの広告で残っているのは日本企業だけみたいなことにならないことを祈っています。

 

ということで、フジテレビが危機か?という大変なニュースでありました。