遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ほぼほぼ現実のことなのに「仮定のことには答えは控えたい」ってアホなの?

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安倍晋三もそうだったが、菅義偉も記者の質問などに「仮定のことには答えは控えたい」と馬鹿の一つ覚えのように口をそろえる。

たとえばだが、予算委員会で野党が予算に関する質問をする際に「仮定のことには答えは控えたい」と言ってしまうと「予算」の審議にならないのだ。予算は仮定に基づいた予め準備された費用なのだし、政治は過去の歴史や事実から推量する仮定に基づいた未来志向の政策を作ることなのだから「仮定のことには答えは控えたい」では、うちらは頭が空っぽ政権だと宣誓しているようなものだ。

差し迫るコロナによる医療崩壊など、仮定の問題ではなく深刻なる現実の問題なのだ。
医療現場の「もう耐えられません」「助けてください」という悲鳴は、私のツイッターのTLにも少なからず流れてくる。そしてその悲鳴に「いいね」が少なからずカウントされていて多くの人がそのことが分かっているというのに、厚労省は何をやってるのだ?
300人はいると言われている医系技官(医師免許のある厚労省の官僚)は、何をやっているのだ?不倫出張して、官邸の首相補佐官とコネクティングルームに泊まっている場合か?それは過去形か?

 東京の医師会は、もう何カ月も前からSOSを発信し続けているのに、政府も分科会もまだ何も答えていない。飯食って会合して何を決めているのだ?

お年寄りは、この際コロナによって亡くなっていただこう。PCR検査など金のかかる施策はできるだけ後回しにしよう。コロナで倒産や廃業する企業は、政府の希望する中小企業の統廃合や自然淘汰に「渡りに船」の絶好機だ。

このようなことを考えているとしか説明ができない、無能な政権政府だ。

野党は、もっともっとヒステリックに声を上げて自分たちの考えをアピールするべきだろう。今年は選挙だから、もう今から吠え続けなければならないだろう。