上のグラフは、11月24日現在の大阪府のコロナ重症患者数の推移です。
最初の高い山が4月、次に高くなったのが8月、そして11月になって過去最高値を更新し続けています。
なんでも、人工呼吸器を装着している日本のコロナ重症患者の3分の1が、大阪らしいです。
春先に「大阪モデル」と言われて鼻高々だった吉村知事は、イソジン効果発言でまずこけて、大阪市廃止住民投票で負けて、そして今コロナ対策の失敗でこけています。もうずっとこけたままで結構。
コロナ治療のための医療用の施術着が不足しているからと使い物にならない「雨ガッパ」を集めて倉庫に山積みにした松井一郎という大阪市長もいましたが、もうすぐ辞めるらしいのでこれは完全にこけました。
大阪府と大阪市の「二重行政」とはこの二人の頓馬な行政のことを言うのではないでしょうか。
198床あった市立住吉病院を赤字だからと言って2年前にこの二人が廃止しました。反対を押し切って市民の病院を廃止したうえ、コロナ重症患者の受け入れに使えたのに「二重」にバカなことをしました。
大阪維新は、大阪地下鉄を民間に売りましたが、そのうち水道を外資に売り、大阪市を民間に切り売りするかもしれません。淀屋橋を渡るのに通行料金が発生するかもしれませんw。
また、2025万博は、新型コロナの影響で開催が危ないと関西の地元財界はうろたえだしたと今朝の朝日新聞にありました。万博跡地のIR(カジノ)構想は、すでに座礁に乗り上げているようです。
2021東京オリンピックは、どう考えても開催は無理だと思いますし、いまならまだあまり金のかかっていない2025大阪万博も廃止でいいのではないでしょうか。空いた土地はあらゆることに利用できる可能性がありますので、慎重に考えるべきでしょう。
日本も東京も大阪も、トップが頓馬ですからコロナ患者は着実に増え続けています。なんの手立ても打たないでリーダーシップを発揮できていない状況です。
日本各地には立派な地方の首長さんはおられますが、東京と大阪に限っては「日本と東京」「日本と大阪」という、頓馬なトップによる二重行政なのであります。