遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

感染者数断トツ1位、「マッチポンプ行政」が大阪モデルか?

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上のグラフは、府県別の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数(NHKが算出)を表したものです。

その数は、大阪が群を抜いて大きなものとなっています。

しかもその新規感染者数は、PCR検査が全く追いついていない状況なので信ぴょう性が薄いとされています。検査で新規感染が分るのですから、そういう帰結になります。

それにしてもなお、大阪が新規感染者数が多いということで、医療現場は大変な状況だということは言うまでもありません。吉村知事は「医療非常事態宣言」を発出しましたが、自作自演の目立ちたがりサル芝居というほかありません。あるいは、自らマッチで放火(病院・病床を減らす)しておいてポンプで消火(単なるバカげた宣言ですけどね)したことを自慢する「マッチポンプ政治」であります。

どの面下げて、テレビで「医療非常事態宣言」と言っているのか、もうお手上げ状態なのでしょうね。

現に、岸田総理は大阪と東京に合わせて1000の病床を増設し看護師などを200名程度派遣する考えを示しました。国の援助を、吉村が自分の手柄にしそうですが、すでに医療の逼迫、重症患者数、死者数は大阪が他より多くて、これこそが「大阪モデル」だとメディアは報道すべきです。

まあその国・厚労省にしても、PCR検査数を一考に増やすことをしないで、医療費を費消しない強いものだけが生き残る自然淘汰の医療行政を推進しようとしているようで、究極のアービトラージとも言える医療政策をとっています。

維新の会が首長になれば、万博を全面バックアップすると豪語する兵庫県知事の例を見るまでもなく、大変な行政を覚悟する必要がありますので、大阪以外の有権者様は選挙に行かれて「自・公」はもとより「維新」の候補者にも投票されないことをおすすめいたします。

2月27日には予定通り大阪マラソンが開催されるのかどうかわかりませんが、ランナーの皆様におかれては感染しないように十分にご留意いただきたいところです。