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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「馬鹿なの!?コロナ交付金の使い方」と田村淳に言われてまた佐賀県全国区だ!

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佐賀県

「馬鹿なの!?佐賀県コロナ交付金の使い方...。」というタイトルのロンブーの田村淳のYouTubeを偶然見たのですが、その内容を見たら、確かに「馬鹿か!?」と私も思いました。
そしたら、一夜明けて佐賀県知事が田村淳に猛攻撃をかけてきたというのです。

この佐賀の山口知事は、東大法学部から総務省に入ったエリート官僚出身。知事になるには申し分のないキャリアの持ち主のはずが、コロナ交付金を見当はずれの頓馬な使い方をしようとしていて、為政者としてのセンスや説得力や能力はまるでないことがわかったようです。

佐賀県のコロナ交付金の使いみちのうち、以下のようなものが疑問に上がっているようです。
コロナに絡んだ差別解消のための「佐賀誓いの鐘(仮称)」を県庁に設置する事業費→779万円
スポーツ大会用電光掲示板やスコアボードなどの購入費→5800万円
県立の体育館のトイレを和式から洋式に替える→6730万円
佐賀空港に「宇宙」がテーマの空間→2400万円
ANAグループから出向社員10人程度を受け入れる人件費の一部負担金→1075万円

こんなことは、県民のために県の収入から予算建てしなければならないでしょ。ほかに優先する支出がないという前提があるのなら、堂々と予算建てして優先順位を立てて事業にしていけばいいだけのことです。

コロナ交付金は、コロナの感染予防や治療に直接必用な支出のために使っていって、まだ感染者が少ない佐賀県のようですから、今後の万が一に備えてプールしておいてもいいんじゃないでしょうか。

立派なキャリアの知事さんに限って、県民の声や議会の声を聞かずに独断で行動して墓穴を掘ることになるのではないでしょうか。

ツイッターでは、田村がよく言ってくれた!という声も上がっていて、住民にはどさくさにまぎれた無駄遣いだと思っている方もおられます。

この交付金の件については、「私の勇み足でした。多方面とよく話し合って今後ご善処します、田村淳さんご指摘ありがとうございました」くらいの対応だったら男を上げたのに、ヒステリックに議会で田村純の名前を出して批判したそうだから、やはりバカでしたね。お恥ずかしい。

それにしても、田村淳のYouTubeはロンブー的なお遊びものもあれば、お上にもの申す的な批判精神に満ちたものもあって立派なことこの上ない。田村自身が山口県出身であっても、おらが国さの安倍晋三の批判もきちんとできていてアバンギャルドな芸人魂が美しい。
ということで、TBSの「グッとラック」と田村淳のおかげで佐賀県が全国区になって、島田陽七とはなわで全国区になって以来、久々の脚光を浴びていて愉快だというお話でありました。

www.asahi.com


馬鹿なの!?佐賀県コロナ交付金の使い方...。

 


佐賀県知事へ…論点すり替えるな!