遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝・大阪市存続

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上は、大阪市役所。庁舎には東西南北の出入り口があり、建物内部のホールにつながっています。これぞシティ・ホールと言える建造物です。

大阪市廃止を問う住民投票は「反対」が多数を占め、大阪市の存続が決まりました。

mainichi.jp


私はNHKを見ていたのですが、開票速報は終始「賛成」票が反対票を上回っていて、一時は1万票くらいの大差があったので「出口調査は反対が上回っていたのにどうなってるんや」とヤキモキ&ドキドキしていました。

最終的には反対が僅差で賛成を上回り、維新のめざした大阪市を廃止して特別区4区を設ける構想は否決されました。

2015年にも実施された2度にわたる「大阪都構想」の住民投票はいずれも否決されました。

敗北宣言の記者会見で、松井大阪市長は、任期満了をもって政界から引退すると述べました。任期満了まで待ってもらわなくてもいいんですけどね。

また吉村大阪府知事は、二度と大阪都構想を目指さないと述べました。政界に残るかどうかは、府知事の任期満了時に考えるとも述べていましたが、橋下元知事のようにきっぱり辞めても私は止めませんがね。

そんな中、毎日新聞住民投票で反対が「多数確実」になるや否や、「都構想のために費やした公金100億円」の記事を発信しました。

mainichi.jp


大阪維新の会は、松井代表が辞めるだけでなく、都構想関連に公金を100億円も費やしたことについて説明が要りますし、野党や市民から返還請求の動きがあればそれに対して真摯に応える必要があると思います。

とりあえずは、いままでどおりに大阪市は存続しますので、大阪市民はどちらに投票されたにせよ、今まで通りの穏やかな生活を続けられることを願うばかりです。