遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

大阪市を廃止しないため11月1日は「反対」の投票を!

f:id:toship-asobi:20201010230538p:plain上は、大阪市章です。

市章のモチーフは、「みおつくし」という航路を示す日本の標識で、「水の都(水都)」と謳われていた大阪(難波宮、難波・浪速・大坂)との関連性が強く、その意匠は明治24年(1891年)に大阪市の市章等として採用されたそうです。

このみおつくしは、単純なモチーフなので阪急電車の社章のモチーフにもなっていましたし、校歌にも歌われていますし、大阪の女料理人を主人公としたベストセラー「みをつくし料理帖」(いま映画も上映中)というのもあります。

来たる11月1日に大阪市住民投票が実施されますが、「大阪市廃止」についての5年ぶり2度目の住民投票になります。

日本学術会議」の任命責任で菅政権は思わぬ窮地に立たされていて痛快ですが、それに気を取られているうちに大阪市が廃止」される問題が疎かになっています。

 

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大阪都構想」というのはもうなくなったそうで、今回は「大阪都」の是非を問う住民投票ではなく大阪市を廃止して特別区を設置」するか否かを問う住民投票なのです。

上は、大阪市選挙管理委員会の垂れ幕ですが、はっきりと「大阪市廃止」についての住民投票と表示しています。

「反対するために行こう!投票」と言いたくて仕方のないような垂れ幕ではありませんか(笑)。大阪市の選管は、大阪市を絶対廃止させないぞ!と意思表明しているようで、美しい垂れ幕である。

大阪府大阪市の無駄に二重行政になっていることがあれば、いまの市政のまま改革していったらいいのではないでしょうか。大阪市長イソジン大阪知事の連携は、彼らの無能さとは関係なく彼らが同じ党派に属するということでいくらでも改革が進めることができると思います。

なので、大阪市を廃止しなくても全く問題はないのです。

「看板」はそのままで「陳列商品」のダブりをなくしたり品質を上げたりすればいいだけです。無能な首長は変えた方がいいでしょうが、首長選挙で勝ったからと言って住民投票が思い通りにならないことは5年前に証明されたというのに、まったく懲りない連中です。

toship-asobi.hatenablog.com

橋下徹大阪府知事は、5年前の住民投票に敗れたら自分は一生政治家にならないと宣言して、見事に敗北して野に下って一生浪人として負け犬のように吠え続けているのですが、今度は松井一郎も同じことを宣言しています。(まあ大阪市がなくなれば松井もいらなくなり、どちらに転んでもお払い箱だと思うののですが...)

ですので、松井一郎を退陣させ大阪市をそのままにするために、

11月1日は必ず投票に行って「反対」と書いて意志表示をしましょう。

大阪市も「みおつくし」の市章もなくしてはなりません。無能な市長を退陣させて、良い市政を取り戻しましょう。