三菱重工が開発中だった国産ジェット機のプロジェクトは、事実上凍結となったというニュース。
グッドニュースだ。
ずっと納期が延期になっていて、コロナ禍にともなって航空会社の業績不振もあって今後の発注が見込めないこともあり、開発中止になるようだ。
事故になれば人の命に直結するジェット機だから、慎重を帰しての納期の延期だったと思うが、はっきり言うと乗りたくないジェット機だったので、開発中止になって良かったと思う。 なので、グッドニュースだというわけだ。
少なくない税金も開発に投入されているだろうし、きちんと反省と総括もしてもらいたい。でも、スパッと開発を中止するのは英断だと思う。
何だか原発開発とよく似ていて、原発は見切り発車で危なっかしい施設ばかりで、そのほとんどが稼働していないところがよく似ている。危険で高コストの原発は、再稼働も新規建造も永久に凍結するべきだろう。
また、東海道リニア新幹線も、静岡で水源が涸れそうだということで工事がストップしているが、これから莫大なコストがかかるはずだから工事は中止にすべきだろう。国鉄から民営化した民間の鉄道会社(JR東海)のために莫大な税金が投入されているのも問題だし、そもそも初期コストを回収するための利益が上がらない赤字路線になることは見えているのだから、このプロジェクトも凍結すべきだろう。
政府は、温暖化ガスの排出量を2050年に実質ゼロにする目標を掲げる方向性もきちんと出すようなので、リニアも何とかすべきだろう。
まさか「温暖化ガスをゼロにするため原発を推進する」などと言い出さないだろうな、菅政権の本気度とやる気度を見たいところだ。