朝、警官襲撃犯が捕まったというグッドニュースで一日が始まった。
日曜の朝から、現場周辺に住む人間にとっては薄気味悪い不安な1日だった。
私は事件後、車で菜園へ行って少し作業をしていたが、ちょっと無防備だったなと今になって反省。
犯人は、拳銃を強奪した直後に閑静な住宅街で一発射ったようだが、実弾が5発入った拳銃を強奪した犯人がうろつくだけで、大都市の数百万人が不安にかられ外出を控えることを余儀なくされた。
日曜日は、図書館など公共施設は閉鎖され、多くのイベントが中止された。事件解決がなければ月曜日は休校になるはずだった。
こんな不安な事態は、日本が平和だということの裏返しなのかもしれない。
おびただしい数の弾丸ベルトを肩から掛けたマシンガンを持った兵士たちが、うじゃうじゃうろついていないだけでも有難いと思わなければ。
秋田や山口のイージス・アショア配備予定地域周辺の住民の不安に比べたら、ほんの一時的な不安だったかもしれない。基地周辺や原発周辺の住民の不安も、計り知れないほど大きなものであろう。
それにしても、日本の警官は銃を携行する必要があるのだろうか。我々が警官の銃から守られているという安心より、警官から銃を強奪した人間への不安の方が大きいような気がする。
あとは、まだ重体が続く被害者の警官の回復を祈るばかりである。